第一話 【ゼロ魔編】
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くなってきたところで俺は地上に降りてきた。
「はあ、疲れた」
いや、まさかこんな凄いマジックアイテムがあんな怪しい店に眠っているとは。
それをゲットできた事にはブリミルに感謝しても良いかもしれない。
無論、無神論者な元日本人である上に、ブリミルは人であって神ではい。そんな彼に感謝なんてこの世界に生まれてこの方一度もした事無いけれど、今日くらいは感謝しても良いかもしれない。
「やっぱり凄いよ君達は。これからも魔法を使う時に俺に君達の力を貸して欲しいんだけどいいかな?」
『了解しました』
「それで、君達の名前は何ていうの?」
『私達に名前を有りません』
「そうなの?造った人は付けてくれなかった?」
『はい』
「ふむ。だったら俺が付けてもいい?」
『構いません』
さて、どうしようか。
手のひらにある金と銀に輝く水晶。
先ほどから俺と会話しているのが金色の水晶。
会話はしていないがあいづちを打つ様に点滅していた銀の水晶。
金と銀か。
「銀色の君がソル、金色の君がルナ」
『ルナ』
『ソル』
あ、銀色の方が店の時以来始めて喋った。
「気に入った?」
『はい』
答えるルナ。
ソルも点滅しているところを見ると気に入ってくれたようだった
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