第一話 【ゼロ魔編】
[3/9]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
か知らないけれどもう一度生まれなおしてしまった俺。
先ず目標を決めよう。
なんだかんだで貴族と言う勝ち組にテンプレ転生したのだ、ならば少しの非日常(魔法は是非とも使ってみたい)と平穏無事な人生(貴族とかは描かれていないだけでドロドロしてそう)を送る事を目標にする事に決めた。
平穏無事を求めるならば原作厳守が望ましい。
下手に関わって死なないまでも大怪我などで体の一部を喪失とかしたくないし。
原作にあるアルビオンとの戦争になったら難癖つけて出兵拒否しよう。
戦争なんて死亡フラグ満載な所行きたくないです。
そんな葛藤の中、テンプレ主人公よろしく俺も両親に頼んで3歳と言う幼さで魔法の練習をはじめた。
魔法の教師は執事のセバさんが教えてくれている。
とはいえ、セバさんの教えはコモンから初歩的なドットスペルを教えてくれるだけだった。
魔法を習い始めてコモンを大方習得して漸く系統魔法の行使に移り、初歩的な系統魔法を使ってみたところ、俺の系統は風であるらしい。
この時には俺は魔法を習い始めてから初めて狂喜乱舞した。
風といったら雷に派生する系統。
つまり頑張ればサンダースマッシャーとか撃てる!と。
なのはは無理でもフェイトなら!
ゼロ魔の世界でも頑張ればリリカルな魔法の真似事が出来るかもしれないと光明が射した瞬間だった。
暫くすると、土のラインメイジであるセバさんから習う事は系統違いであるため殆どなくなってしまった。
さて困った。
こうなれば本を頼りに自力で勉強するしかないのだが、ここで文字を覚えていない事に気が付いた。
そう、本があっても読めないのだ。
言葉は何とか覚えた物の、文字については未修得だったのだ。
それから俺は、寝る間を惜しんでセバさんに今度は語学を教えてもらうことにした。
まあ、日本語と違い、基本の字体を覚えさえすれば、後は単語を覚えるだけなので、口語はマスターしていたから直ぐにマスター出来るかと思ったけれど。
どうやら俺の根底はやはり日本人のようで、文字の習得には一年の時間が掛かってしまった。
ミミズののたくったような文字は解読できませんて。
この一年、魔法の方はどうしていたかと言うと、精神力のアップに努めていました。
良くある負荷によるキャパシティアップが出来ないかと試してみたのだ。
術者の精神力が100だとして、それを使い切って0にする。
そして一晩ぐっすり寝るとまた100まで回復すると言うわけではないらしい。
魔法の発動回数から考えて、おおよそ20パーセントくらいだ。
全開まではおおよそ5〜7日かかるようだ。
だが、これを回復した20パーセントをまたその日の
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ