ターン2 鉄砲水と変幻忍法
[4/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
と近所迷惑とかも考えてくれると、私としては大変うれしい。
清明 LP4000→2500
超古深海王シーラカンス ☆7→3 攻2800
「さらにカードを2枚セット、それからシーラカンスの効果を発動。手札1枚を捨てて、デッキからレベル4以下の魚族を出せるだけ特殊召喚する!一斉召喚、魚介王の咆哮!」
モンスターゾーンの中央に召喚したシーラカンス。そこを中心とした残り4か所の地面が割れて間欠泉よろしく一斉に水柱が噴き出て、その水流に乗って4体のモンスターが姿を見せる。
ハリマンボウ 攻1500
ハンマー・シャーク 攻1700
オイスターマイスター 攻1600
シャクトパス 攻1600
「はい、ターンエンド」
「そんな雑魚攻撃表示でいくら並べたところで、意味ないぜ先輩サンよぉ!魔法発動、ブラック・ホール!このカードの効果で、場に出ているモンスターをすべて破壊だ!」
5体のモンスターが、一瞬で光さえも捉えて離さないといわれる圧倒的な宇宙の墓場、ブラック・ホールに飲み込まれる。………なんてことはなかった。
『狙いは悪くなかったな。狙いは』
「そだね。確かに5体のモンスターが破壊できるんなら使いたいところだけど、それがかんっぜんに裏目に出たね。トラップ発動、魔宮の賄賂!その発動は無効になる代わりに、カードを1枚ドローさせるよ」
「ク、クソッ!まだだ、阿修羅を召喚して魔法カード、渾身の一撃を発動!」
『ほー、案外やるじゃねえか。阿修羅の全体攻撃をフル活用して渾身の一撃の効果で全滅狙い、悪くはないがまあ相手が悪かったな。今の清明はぶちぎれてっから強いぞー?』
渾身の一撃………確か対象モンスターによる戦闘ダメージを0にしたうえでバトル後にその相手を効果破壊するカードだったっけか。なるほど、コンボとしてはいい動きだ。
ただ一つ問題があるとすれば、今の僕にそんなものは通用しないってことだ。
「阿修羅でまずハンマー・シャークに攻撃、地獄の千手剣!」
「トラップ発動、ポセイドン・ウェーブ」
普段、このカードは魔法の筒の下位交換として見られがちである。実際、僕が使う時も相手の攻撃力がいくつであっても800ダメージしか与えられないことが多い。だけど、このカードの効果は攻撃を無効にし、自分の場にいる水、魚、海竜族1体につき800のダメージを与える効果だ。性質上、場をすべて魚で埋め尽くすシーラカンスとの相性は最高というわけ。何せ、この2枚のコンボがうまく決まれば………。
「800かける5、で4000ダメージだね」
このように、一撃で初期ライフをすべてかっさらっていくこともできるんだから。
後輩 LP4000→0
「さ、何か言うことは?後輩クンや」
「こ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ