Disc1
食い意地を張る者達
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し進んだ先の森で止まった。
「やっと……止まった……」
「クエエエエ!」
ジタン達が追いついた所でチョコボが鳴き出す。
すると、森の中からチョコボ達がちらほら出てき始めた。
「み、皆どうしたクポー!」
チョコボ達と一緒に慌てて出てくる一匹のモーグリ。
「なるほどクポ。エミル達は急いでいるクポね?」
メネって言ってこの森の主らしいモーグリは僕達の話を聞いてチョコボ達が良いなら乗せて行ってもらうといいと言ってくれた。
「あ、あの、僕達を乗せていってくれないかな?」
「クエ!」
「一時的になら乗せていくみたいクポ。あ、でもチョコはジタンが気に入ったみたいクポ」
メネの相棒だと言うチョコと言うチョコボは嫌がっているようにも見えるけれど、本当に嫌なら真っ先に逃げ出すみたいだ。メネに渡されたギザールの野菜と言う野菜でジタンも懐かれていた。
……チョコボって食いしん坊なのかな?
その後、モーグリに勧められて宝探しをする事になったけれど……一回だけという約束でやった。
この森のチョコボ達には地面に埋まった宝を見つけ出す能力があるみたいで、たまにチョコグラフと言う宝の地図を見つけてくる。
「盗賊の腕がなるぜ!」
「こんな事していて良いのかなぁ……」
そうして僕達は少しだけ宝探しを開始する。
「そのチョコボの名前は『ウル』クポ。それじゃあ始めるクポよ!」
「頑張って! ウル!」
「行け! チョコ!」
「「クエ〜〜〜〜ッ!!」」
一回だけだけれど、なんだか白熱してしまった。
今度は時間のある時にやりたいな……
「もう行っちゃうクポか……仕方ないクポね。また来るクポ!」
チョコボと遊んでいたいけれど、時間がないからメネに別れを告げる。
そして僕達はチョコボに乗ってギザマルークの洞窟と言う場所を目指した。
しかし、その途中にある沼でクイナと言うク族と呼ばれる不思議な種族の人と出会った。
「もらったアルよ!」
物欲しそうにカエルを見ていたのでカエルを捕まえたジタンがカエルをあげると凄まじい勢いでカエルを食べ始めた。
(なんだか……チョコボみたい)
(この世界には意地汚い種族が多いな)
その後、クイナの師匠と言うクエールと言う人がクイナを連れて行ってやって欲しいと頼まれ、なんだかよくわからないうちに引き受ける事になってしまった僕達。
そんな中、ビビはクエールさんの事が気になっていたみたいだけれど……
「どうしたの? クエールさんの事が気になるみたいだけれど……」
「うん……あのおじちゃん、ボクのおじいちゃんにそっくりなんだ」
ビビはおじいちゃんの事を聞きにクエールさんの所に戻り、僕達もついて行く。
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