暁 〜小説投稿サイト〜
SAO 〜青の剣士達〜
第2部 ALO
27話 家
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「ただいま!」

「お帰り!タク兄!」

僕達がSAOから帰還してから3ヶ月程たった
ちょうど今、朝のランニングを終えて家に帰ってきたところである
僕達の家は日本家屋で家には道場がある
ドンだけ広いんだろう.....
その時兄さんも帰ってくる

「ただいま、スグ、タク」

「お帰り!お兄ちゃん!」

「おかえり兄さん.....なんで僕がタク兄なんだろ....」

「知らない」

そういうと兄さんはスグが持っていた竹刀を持った

「軽いな....」

「そう?結構重いと思うんだけど.....」

「いや....イメージといいますか....」

そりゃそうだよね....向こうでは重い剣を振り回してましたしね

「なあ、試合しない?」

「え?お兄ちゃんと?」

「ああ」

「ふ〜ん.....相当ブランクがあるんじゃありません?そんなんでできるの?」

「言ったな?見てろよ!」

皆で道場へ向かう

「寸止めでもいいけど?」

「じゃあ、そうしようか」

「タク、審判よろしく」

「はいはい」

道場につくなり兄さんは準備を始める
とは言っても、あの世界でのいつもの体制になるだけだが
スグはそれを見て、笑い出す

「な、なにそれ?」

「俺流だ」

「では、開始!」

スグは攻撃をしようとしたがしばらくして体が緩む
あの体制に隙があまり無い事に気がついたようだ
その隙を兄さんが見過ごすはず無く、突進し、右下から振り上げる
スグはそれをかわし、左に打ち下ろす
これを兄さんは腕を自分のほうに引いてかわす

僕はこれを見ていて、兄さんらしいやと思う
そしてスグは間合いをつめた
兄さんもこれは想定外らしくよろめいた

「めええええええん!」

スグの攻撃が兄さんの顔面に当たる

「一本!スグの勝ち!」

スグは兄さんにかけより

「大丈夫!?」

「平気平気!それにしても強くなったな.....スグ」

そういうと、竹刀を左右に振り背中に収めようとする
だがふと気がつき、頭を手でかいていた

「大丈夫!?やっぱり、頭打ったんじゃ.....」

スグは心配そうな声をだす

「大丈夫!長年の癖が......」

兄さんのその言葉に疑問を感じるスグ

「朝ごはんにしよう」

僕のその言葉でこの試合は終わった

  ◆

「ご飯食べ終わったら病院行くよ」

「気をつけてね....兄さん」

「大丈夫さ.....タクも会うんだろ?アイリに」

「こっちでは愛羅だよ」

僕はこの後愛羅に会う予定だ
愛羅は元気そうに走りまわっている
一方で兄さんの大事な人―――明日奈さんはまだ
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