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FAIRY TAIL 真魂の鼠
第二十七話 秩序の衝動
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?4「奇妙な出来事?」

シ「釣りをしていたら人魚を釣り上げたり、海底に大量の真珠があったり、大量の巨大魚がおよいでいたり、龍宮城があったり・・・いろいろだ。」

?5「人魚に真珠、巨大魚に龍宮城ねぇ・・・」

今、私の見間違いじゃなけりゃ、この人達が薄く微笑んだような気がしました。

シ「俺達は、その奇妙な出来事を解明する為に、この海に潜ったんだが、どっかの()()がいつまで経っても戻って来ねぇから皆で探してた途中、ピンク色のクラゲみたいな生き物(?)に襲われて、気を失っている間にここに閉じ込められたって訳だ。まっ、そのどっかの()()もここに閉じ込められてたんだけどな。」

ナ「おいシン!「()()」っていちいち強調して言うんじゃねぇよっ!」

ル「本当の事なんだから仕方ないじゃない。」

シンさんに向かって怒鳴るナツさんの背中に向かってルーシィさんが呟きます。

?6「話を聞いてると、途中から出て来たそのピンク色のクラゲみたいな生き物(?)は私が造ったロボット、電気クラゲ(エレキ・クラゲ)No.1〜15だ。」

グ「ロ、ロボットォッ!?」

グレイさんが驚嘆の声を上げます。私も驚きました。てっきり本物のクラゲだと思いました。

?2「こいつはすっげぇ〜ぞ!ありとあらゆる物を造る事が出来る、言わば発明家のような人間なんだぜ。」

確かに、服装も青縁の眼鏡に真っ白な白衣・・・発明家そのものですね!

エ「私達はここに用があって来た訳でもないし、罪人でもない。ここから出してくれないか?」





私はこの時、この人達が牢屋から出してくれると思っていました。が―――





?3「悪いが、それは出来ねぇな。」

ウェ「えっ?」

ル「どうゆう事?」

私達は首を傾げる事しか出来ませんでした。

?4「あなた達は罪人ではないわ。ここに運悪く来てしまった()()()()()よ。罪人なのは・・・()()の方よ。」

シ「はっ?」

ますます意味が分からなくなってきました。

?5「まず、君達はここが()()()()()()だという事に気づいてるの?」

ナ「()()()()()()?」




















?「ここは闇ギルド、秩序の衝動(オーダーインパクト)だ。」




















?以外「!!?」

私達はその名を聞いたのと同時に目を見開きました。言葉を失いました。

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