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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第309話】
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ってば!!」

「いいじゃんいいじゃん! ……はぁ、こんな事なら、もっと有坂くんと仲良くなっとけばよかった……」


 ……いや、仲良くなったからって特別良いことはないんだけどな。


「んじゃ成樹、次は接客班ね」

「了解。 ……皆、改めて今日はよろしくね?」

「「「はーい♪」」」


 ……この態度の差、凄まじいな――感心するよ、正直。

 呆れつつもその場を後にすると、ちょうど接客班が上手いこと全員揃っていた――なんというご都合主義。

 ……ではなく、調理班が成樹を見て騒ぎ、手が止まった影響だろう。

 俺と成樹の姿を見て、ハッとする表情になる一同――。


「んと、知ってる人も居るが改めて。 ……今日一日、臨時助っ人してくれる笹川成樹。 俺の親友だ。 接客経験は豊富だから多分教える事はないと思うがな」

「改めて初めまして――笹川成樹です。 至らない所もあるかもしれませんが、よろしくお願いします」


 頭を下げて一礼すると、未来と美冬が――。


「成樹君久しぶり♪ 今日はよろしくね?」

「成樹君なら織斑君の代わりになれるよね、お兄ちゃん♪」


 そう言う二人に、篠ノ之が――。


「……一夏の代わりになるものか……」


 ぼそりとそう呟く――聞こえたのはどうやら俺だけだから良かったが、他に聞かれてたら文句出てたな。

 ……いや、俺も正直イラッとしたが楽しい学園祭をいちいち篠ノ之の反応一つで台無しにしても仕方ないので敢えて無視する。


「笹川さん、よろしくお願いしますわね♪」

「軽くヒルトから色々教わったと思うけど、何かあれば僕達もフォローするから」

「うむ。 嫁の親友だ、夫として全力で援護射撃を行おう」


 ……何かがおかしいラウラの発言だが、成樹は笑顔を絶やさず、頷く――。


「初めまして笹川君、私は鷹月です。 もし何か問題があればいつでも近くの私達、またはヒルト君に言ってね?」

「わかりました。 では短い時間ですがよろしくお願いします」


 改めて一礼すると同時に、調理が完了した料理が出てきた。


「んじゃ、調理班も動いた事だし戻るか」

「だね。 ……じゃあお兄ちゃん、これとこれ、四番に運んでね? 成樹くんは織斑君の代わりに三番テーブルでゲームを――内容はじゃんけんだから気負わなくていいからね?」

「うん。 ありがとう美冬ちゃん。 ……じゃあ、行ってくるね」


 そう言って直ぐ様三番テーブルへと向かう――一夏じゃないから文句が出るかもと少し思ったが杞憂に過ぎず、それどころか新しい執事がイケメンだからか反応が上々に思えた。

 いつまでも見ていても仕方ないので、オ
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