第一章
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「は、はい!」
「それでは」
こうしてだった。すぐにシェフが山原のところに来た。そのシェフに対してだ。
山原は皿ごとその肉を持ってだ。シェフに投げつけた。肉とソースがその胸に当たり料理人のその白い服を汚したのだった。
そうしてだ。山原はさらに言うのだった。
「貴様、何だこの焼き方は!」
「な、何か不都合でも」
「炭で焼いていないな!そうだな!」
「はい、コークスですが」
「何故急に変えた!」
怒っているのはそれが原因だった。
「どういう了見だ!言え!」
「それはですが」
それについてだ。シェフは話をはじめた。理由は炭の匂いが肉に付いてそれで風味を微妙に害するからだ。それでコークスにしたのである。
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