暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
それから
行動パターン
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あの後は本当に数時間部屋に引きこもって仕事をこなした。
で、それが終わったのが大体十時くらいで、午前の練習が終わるのは十二時前。
今から向かったとしても二時間近く参加できるはずだ。

「しっかし、行ったところでオレは何をするんだろうな?」

机の上に置いていたヤミを首にかけながら呟く。

<練習の見学、手伝い、最終的な感想、後片付け・・・ですかね>
「それ、オレ必要なのか?」
<はっきり言うといりませんね>

ヤミ直球!流石のオレも少しだけ傷ついた。
しかし本当のことすぎる。
一応オレは部屋を出て練習している外へと向かう。
が、本当にオレは何をするんだろう。

「あ、陽龍」

廊下を歩いていると背後から声が聞こえてきた。
振り返ってみると、そこにいたのは冬弥だった。

「オレ年上。お前らより二つ上」

ちなみに春香は三つ下で、ほかは二つした。

「なら陽龍さんとお呼びしたほうがよろしいでしょうか?」
「おえっ。敬語とかマジやめろキモイ」
「なら最初から言うな。・・・で、陽龍は何をしているんだ?」

敬語を一瞬でタメ口に切り替えた冬弥が聞いてくる。

「仕事終わったから練習見に行くとこ。お前は?」
「特になにも。対した理由もなく歩いてただけ」
「暇ならはやてのとこ行ってやれば?仕事が溜まって死にそうな目してたし」

あと数日もすれば死んだ魚の目をしながら何もない空中を眺めて初代リインフォースと会話をはじめるとか、以前リインが言っていた気がする。

「はやてか・・・まあ、後で行ってみる」
「ん。今の時間じゃなくても基本的にはやては部隊長室にこもってうーうー唸ってると思う。軽く息抜きさせながら仕事させてくれ」

息抜き二割、仕事八割な感じで。
リインは息抜き二割、昼寝三割、仕事五割な感じ。

「優しいのか鬼畜なのか、判断に迷うな。ってか行動パターンとか覚えてるのかよ」

呆れ顔をしながら言う。
その言葉を聞き、頭の中にほかのメンバーを思い浮かべる。

美愛は午前中は部屋で寝てて、午後になると慎吾に起こされて五時っくらいまでメカニック。それから六課を彷徨っていることが多い。
慎吾は午前中はヴィヴィオを遊ぶかフォワードの訓練の手伝い。午後は美愛を起こしてからメカニック。六課を彷徨う美愛の監視。
フェイトは朝早くに起きて執務官の仕事したり、スターズの隊長としての書類とか片付けてる。途中でアリシア起こしてまた仕事して、午後になると休憩を挟みながらまた仕事。たまにフォワードの練習手伝ったり。
なのはは午前午後、両方ともフォワードにつきっきりで、練習がないときはデスクワーク。週一くらいで誰かと話していたきがする。
はやてはほぼ一日中部隊長室にこもって仕事詰め。最近の睡眠時
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