スーパーロボット大戦OG外伝
0561話
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。それが敵に回るというのは、面白くもない冗談だな」
その言葉に、キョウスケを含む数名がモニタ越しに笑みを浮かべる。この状態でも笑みを浮かべる事が出来るというのは、さすがにこれまで幾多もの戦いを潜り抜けて来た猛者達と言うべきか。
『これにより、全ての演算は終了した。我等と敵対するお前達に待つ運命は、絶望以外にはありえない』
そんな、宣言するかのようなダークブレインの言葉に、ロアもまた毅然と宣言する。
「ダークブレイン、この場にいる彼等の能力はお前の開明脳でも推し量れるものではない。そして、今再び幕が開かれる。俺達の宿命の戦い……その名は『ザ・グレイトバトル』」
『ロア、お前が幾ら我等に楯突こうとも、我等に勝つ事は出来無い。幾度となく戦いを挑もうが、結末は同じだ』
「それはどうかな? ここにいる者達は規格外の中の規格外。これまでと同じように行くとは思わない事だ」
ロアがそう言い、そこにR-1のリュウセイが言葉を繋げる。
「ダークブレイン、手前が何をしようとしているのかは分かった。だが、その理由は何だ? 何で世界を破滅させようとする?」
『簡単な話だ。光のある場所に闇があるのは当然であり、闇のある場所に光があるものまた当然。そして我等は闇……負の存在。故に光を駆逐するのだ。それこそが我等の存在理由。お前達がそこにあり、我等に闘いを挑むが如く我等もお前達を駆滅するのみだ』
「やれやれ、アルカイド以上に分かりやすい奴じゃのう」
「そうですね。自分のやって来た事、やろうとしている事に何の疑問や迷いも無いのね」
グルンガスト零式に乗ったリシュウが、AMガンナーに乗ったリオが言葉を続ける。
『そうだ。元々この世は闇に包まれていたのだ。お前達はそこに無理に光を当てているに過ぎない。お前達の宇宙を見るがいい。光と闇のどちらが多いかは、誰が見ても理解出来るだろう』
「だからといって、俺達がここで消えねばならん理由は無い!」
ダイゼンガーに乗ったゼンガーが、斬艦刀の切っ先をダークブレインへと突きつける。
『我等は幾たびもお前達のような者に言い続けてきた。闇に打ち勝つことは出来ぬと。お前達が死から逃れられぬように我等から逃れることは不可能である』
「そこまでストレートに言い切られたら、やるしかねえな!」
「修羅の新たな道、それを閉ざさぬためにも!」
「俺達を受け入れてくれたこの世界の未来のために!」
マサキ、フォルカ、ラウルが告げ。
「各機、狙いを定めろ。最終ターゲットはダークブレインだ!」
「総員の奮闘を期待します! 総攻撃を開始して下さい!!」
テツヤとレフィーナがそう命令し。
「シャドウミラー各機、話は分かったな? ようはあの自称世界の支配者様とやらを倒せばそれ
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