第三話:少年達の日常II
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「そろそろの筈なんだが……」
俺とフローラはウォールマリアにある草原に行くためエレンとミカサをシガンシナ区に流れている川に掛かっている橋の上で待っていた
「ん〜、あ!あそこに居るよ!!」
フローラが指差す方向を見るとエレンとミカサがこっちに歩いてきているところだった
。
「シルヴィオ、フローラ、ごめんな。待たせたな」
「ん、気にすんな」
「おはよう!エレ兄!ミカ姉!」
「おう、おはよう」
「おはよう、フローラ」
「そんじゃ、行くか」
「おう!」
「うん!」
「ん」コクッ
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ウォールマリア内草原
「しっかし、久しぶりだな4人で集まんのってさ」
「一ヶ月ちょっともシル兄、体壊してたしね〜。薪拾い大変だったよ〜」
「悪かったって。エレンもミカサもありがとな。フローラの薪拾い、手伝ってくれてたんだろ?」
俺が苦笑しながら言ったお礼を、エレンも苦笑しながら返事を返す。
「俺はちょっとだけだけどな。殆どはミカサがやってたし」
「私はエレンが手伝ってたからそれに便乗しただけ」
ミカサは照れを隠すかの様にぶっきら棒に返事を返すがそれを見たフローラが上目遣いでミカサに迫る。
「ミカ姉はエレ兄からじゃないと私を手伝ってくれないの?……」
「ーー〜〜ッ!?、そ、そんな事は無い。エレンが始めなくても幾らでも手伝ってあげる!!」
上目遣い+しょんぼりとした口振りに顔を真っ赤にして前言を撤回する。
「ミカ姉!、ありがとう!!!」
さらに、フローラがミカサに抱き付いたので、ミカサはさっき以上に顔を真っ赤にする。しかも、フローラは無自覚でこれをやっているので更にたちが悪い。
「ミカサーー、フローラーー、早くしねーと遊ぶ時間が減るぞー。久々に5人で遊ぶのに時間を潰すなよー」
「うっ……分かった」
「ごめんなさい、エレ兄……」
エレンが注意するが俺はフローラは兎も角ミカサ至っては遊んでいるのに薪の量が真面目に集めているもう数倍も集めていることに驚きだが。
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「そろそろかな」
「そうだね、このくらいでいいんじゃないかな?」
「それじゃ、帰るか」
「ん」コクッ
数時間後、薪が結構な量が集まったので4人でウォールマリアに帰ることにした。
ウォールマリア・シガンシナ区門前
ウォールマリアからシガンシナ区へ帰る途中、思わぬ知り合いと出会った。
「あ
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