一回戦第八試合 名門、北海学園
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終了かな。
『青葉女子学園、二両行動不能。よって北海学園の勝利。』
いつも通りかな。
でも私としては楽しい試合だったよ。
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「どうするんだよ。もう私たちも入れて二両しか残っていないぞ。(桜のやつ、一体何を考えているんだ?)」
「・・・どうするの?」
このままいつものようにやってはすぐにばれる。
それなら相手の考えていることの裏を詠んで、
「二人とも。私たちは一度、側面に行くよ。」
「「ええぇぇぇぇーーーーー。」」
そんなに驚くことかな?
でも何時の行動パターンじゃないから当然の反応かな?
それでもこうしないといけないと思うの。
私たちがこの試合を勝つためにはいつもの行動パターンを捨てないといけない。
無闇に突っ込むのは絶対にやってはいけない。
そうなると、もう一両には、
「一旦、側面に行く振りをしてからそのあとすぐに今のところに戻ってきて、そこから相手戦車を狙って。」
「了解です。」
北海学園の隊長も中々の策士とは聞いているけど、情報が少なすぎれば私たちの行動は詠めないよね。
それに、今は玲菜も協力してくれているしね。
平塚水産高校附属中学では特別賞を受賞した程の腕前だものね。
昨日の夜は皆に内緒で二人で作戦も考えた。
万が一のことも考えておいてよかったとも今は思っている。
「側面に着きましたが、相手戦車は一両しかいません。」
一両しかいない?
まさか、
「全方位に注意して。私たちが逆に誘き寄せられたのかもしれない。」
『桜。どうしよう。行動を詠まれていたみたいだよ。』
玲菜たちもなの?
万事休すかな。
「急いで砲塔を回転させて。」
『了解。』
「私たちも回転させちゃって。」
「了解。」
後ろから回り込まれる確率が一番高い。
それなら《ドォーン、ドォーン。》えっ?
『青葉女子学園。二両行動不能。よって北海学園の勝利。』
まさか影に隠れていたなんて。
気付かなかった。
『ゴメン。間に合わなかったよ。』
「ううん。気にしないで。」
やっぱり強いよ、北海学園は。
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「北海学園の勝利。」
「「「「ありがとうございました。」」」」
さえにしては手こずってやっていたけどそこまで苦戦するものかな?
梨華お姉さまはこの結果をどお見ているのかな?
「梨華お姉さま?今日の試合はいかがでしたか?」
「う〜ん。」
そこまで難しいのですか?
「簡単にいってしまえば桜の作戦が甘かったで済むけど、それ以外にも色々と問題があったね。」
その問題が気になるんですけど?
しかしそのあとも梨華お姉さまは大切な情報や、今の試合の反省点を教えてくれはしませんでした。
今日の試合結果
一回戦第八試合。
北海学園vs青葉女子学園
北海学園の
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