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ガールズ&パンツァー もう一人の転校生
一回戦第八試合 名門、北海学園
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使っていたと言われる戦法だね。
でもこんな戦法をまだ使う人がいたなんて。
私としてはそこが一番驚きなんだけどね。
「はる。私の方が年下で経験も浅いんだけど、そんな私から聞いて恥ずかしくないの?」
「そりゃ〜、恥ずかしいかもしれないですけど、私よりもさえのほうが上手いのは分かりきっていることですから。」
なんだ。
はるも一緒なんだ。
はるだけは私に対抗意識を持ってくれていると思っていたのに。
残念だな〜。
大森も私と同じで大狩家の分家であるはずなのに。
そもそも次の隊長ははるの予定だったんだよ。
「さえ。そろそろ仕掛けないの?」
「まだ。今迂闊に動いても相手の場所は特定できないから、相手が少しでも動くのを待つよ。」
「最近、さえが何を考えているか分からないのだけどね。」
最近ね〜。
と言うことは、はるも少しは私がやってきった練習の意味は少しは分かっているんだ。
ならこのあとの行動はわかってほしいのでけどな〜。
期待しても無理っぽいから諦めるけど。
『隊長。敵戦車の足跡を確認しました。』
「了解です。」
偵察に出していた仲間からの報告を受けると、
私はその地点から私たちに回り込むためのルートを二ルート考えた。
それは、
「森にはいってから私たちに攻撃を仕掛けるかもしれない。だから一両はそっちにいって。」
『了解。』
そしてもう一両はたぶん、回り込むんではなくて、もう一度今さっきの場所に戻ってくる。
だから正面に一両を配置。
「足跡があった方に一両向かって。」
『了解。』
たぶん、これでチェックメイト。
相手の裏の裏の裏まで詠まないといけないよ。
そしてとっさの判断も大事かな。
今日みたいに情報と違うこともあるみたいだからね。
それにしても、青葉女子学園にここまでの策士がいたなんてね。
驚いたよ。
正直なところ、私たちのチームに欲しいかな。
でも私たち相手によく頑張った方だよ。
私たちに勝てそうなのは白河女子高か黒森峰女学院、プラウダ高校しかないと思う。
そういった意味だと本当に可哀想だね。
『隊長。一両発見しました。』
回り込んだいた敵戦車を偵察のために出した仲間が見つけてくれた。
しかも私の予感だと今見つけたのは相手の隊長が乗っていると思われる戦車だと思う。
それを迎撃できたのならそれに越したことはない。
『隊長。正面にも戦車が戻ってきましたが、こちらには気付いていないようです。』
これはチャンス。
二両一編に撃破できるよ。
それなら。
「二両とも、一発で決めるよ。」
何時もよりかは長かったかな。
でも結果は同じだからいいかな。
「それでは準備ができた戦車より撃っていいよ。」
『『了解。』』
そして数秒のやり取りが終わり。
《ドォーン、ドォーン。》
試合
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