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緋弾のアリア0/D No.0 & DollMaster
絶望の宴編
首斬り人形
2幕 神楽柚子
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「……何だって?よく聞こえなかった。もう一度言ってくれ」
「何でもありません!」
こえー。知ってはいたけど、やっぱり超こえーよこの人。
「ならばよろしい」
「はあ。まあ、この学校が問題を抱えてることはわかったよ。でも、何でそれが俺をこの学校に入学させることにつながるんだ?」
そう聞くと、『はあ?おまえバカなの死ぬの?ここまで説明されてわかんないとかマジないわー』とでも言いたそうな表情をされた。
「はあ?おまえバカなの死ぬの?ここまで説明されてわかんないとかマジないわー」
言いやがったよこいつ。
「しょうがない。お馬鹿なゼロくんのために、先生が懇切丁寧に説明してあげよう」
うざっ。
「この学校の問題についてはさっき話した通りだが、じゃあこれを解決するにはどうしたらいいと思う?」
「男性教員を入れる」
これが一番まともな選択だろう。少なくとも男子生徒を入れるよりは女子高としてやっていける選択だ。
「そうだな。それがおそらく最もパーフェクトな回答だ。勿論、我々もすぐにその方向で行動した」
「じゃあそれで解決だろ」
「ところがそうはいかなかったんだな、これが」
?
「どういうことだ?」
「単純な話さ。うちの教員になれる男の武偵がいなかったんだ」
?
余計わかんなくなったんだが。
「うちは『強きは美なり』って校訓があるほどの武闘派の武偵校でな。教職員も他の武偵校より強くなくちゃいけない。だが強い武偵はもう他のところに就職してる。結果、男性教員の案は断念されたのさ」
「なるほど」
「で、次に出された案が『1人だけ男子生徒』を入れるという案だ。これならまあ、まだ誤魔化しようはあるからな。流石に女子高にそう何人も男子生徒を入れるわけにもいかないし、今更共学に帰るのはもっと無理だからな」
ここまで来ればさすがに俺でもわかったぞ、この話の結末が。
「つまり、その1人だけの男子生徒に選ばれたのが俺、ってわけだな」
「そういうことだ。うちに入る以上、それなりの強さを持った奴じゃないといけないからな……さて、これで説明は以上だ。で、結局おまえはどうするんだ?」
『どうするんだ?』とは、このまま入学するかどうかということだろう。
「正直言って、ここでおまえに断られるとすごく困るんだが……これでも私は教師のはしくれだ。子供の意思は尊重する。おまえが入学を拒否するなら、この話は白紙に戻そう」
「……」
はっきり言って、今朝、この学校に着いた段階では、俺はこの話を断わろうと思っていた。最悪の場合、実力行使も辞さない覚悟で。
だが、今は少しだけ考えが変わってきている。気になることが出
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