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【SAO】デスゲーム化したと思ったらTSバグに巻き込まれた件
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っ!」
「あはは。 そんな怒らないでよ。 いいじゃん、どうせ俺たちみんな死ぬんだからさぁ。 お前、男なんだろ? じゃあ触られたって問題ないじゃん? 倫理コード解除してる変態なら嬉しいだろうしさぁ」
「くっ」
何とか振りほどこうとするキリトであったが、不利な体勢のせいで上手くいかない。 ちらりと見ることができた男の、暗く絶望に沈んだ瞳に背筋がゾクリと震えた。
「てめぇ……!」
男に掴み掛ろうとしたクラインであったが、すぐに後ろから羽交い絞めにされ地面に押し倒されてしまった。
「クライン!?」
「ざ〜んねんでしたぁ。 俺と同意見の奴、結構多いんだよねぇ」
クラインを押し倒した男の他にも3人の男がニヤニヤと欲に眩んだ醜い笑みを浮かべキリトの周りに集まり、両腕両足を押さえつけられ身動きを封じられる。
「お前ら……こんなこと許されると――んんっ」
執拗に胸を揉まれ、今まで感じたことの無い熱い疼きがキリトを苛み始める。
「んー? どうちまちた? 気持ちよくなってきちゃったかな? くくっ、恨むんなら迂闊なことを大声でしゃべってた自分を恨むんだな。 キ・リ・トちゃん?」
「すげぇ……こんなかわいい子触りたい放題かよ……」
「はぁ……はぁ……」
キリトの右腕を押さえつける太った男が鼻息を荒くして顔を近づけてきたため慌てて顔を逸らすと、ベロりと頬を舐められる。 その湿った生暖かい感触に鳥肌が立つ。
後ろにいた男がキリトの耳に舌を差し込みくちゅりと湿った音を立てた。
「ひぅっ……」
「くくっ、か〜わいい。 やっぱこのゲームの作り込みぱねぇな。 すげーリアル」
ふと、胸を揉みしだいていた手がするりと下腹部に這わされる。
「ぁ……や、やめっ――!」
「んー、やっぱ装備脱がせるのは無理か。 なぁ、キリトちゃん、装備解除してよ」
「……っ!」
助けを求めようと視線を泳がせたが、キリトを助けようとする者は誰もいない。
遠巻きにキリト達を見ている者はいるが、キリトに向けられる視線は同情的な物では無く、侮蔑を孕んだものや好色なものがほとんどだ。 おそらく、倫理コードとやらを解除している変態だと思われているのだろう。
「キリトぉ……すまねぇ、すまねぇ……」
何とか拘束を振りほどこうとしていたクラインが全身の力を抜いた。 もはや自分を助けてくれる者は誰もいないのだ。 キリトは「はぁっ……」と熱い吐息を一つ零し、全身の力を脱力させた。
「お? ついに諦めた?」
「おい! 俺にも後でちゃんと触らせろよっ!」
「分かってるって――っ!?」
全てを諦めたかのようなクラインに油断したのか、クラインを拘束していた男が身を浮かせた。 当然
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