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Ghost trick
宣戦布告(前編)

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〜その頃〜

アタッチが撮った写真は、海軍本部へと報告された。

センゴク「顔は撮れなかったのか?」

「フードを外す所を伺っていた様でしたが…」

センゴクの質問に、口ごもりながら答える中将。

センゴク「まぁ良い。兎に角、最初は500万Bで様子を見る」


と、その時!


『頼もー!!』

そこへ、厳重な正義の門を難無く潜り抜けて来たムウマ。

神様「ホラ〜。俺の言った通り500万だったじゃん」

『黙ってろ』

神様「けど合って…『良いから黙ってろ(黒怒)』はい(._.)」

と、ミニコントを繰り広げるムウマとリューク。

センゴク「貴様…。何の真似だ」

眉間に皺を寄せ、警戒するセンゴクと中将達。

『懸賞金500万、取り消せ』

センゴク「どういう意味だ?」

『どうもこうも無ぇよ!んな低い額受け取る馬鹿何処に居んだよ!!(怒)』

少々…と言うか、かなりご機嫌斜めなムウマ。

『10億賭けろ』

「10億だと…!?」

「何を馬鹿な事を…!」

彼女の言い出した額に、誰もが驚き、ざわめき始める。

センゴク「貴様何者だ。何故そこまで拘る!目的は何だ!」

周りの意見を代表して問い詰めるセンゴク。
沈黙が漂い、静けさが増す。

『ウチは……












神だ(妖笑)』

全「「!?!?」」

彼女の大胆な発言に、誰もが驚異する。

センゴク「取り押さえろ!」

ムウマの言葉に耳を傾けず、センゴクは指示を出す。


しかし…


「全て交された!?」

「そんな馬鹿な…!!」

中将達の総攻撃も、彼女の前では無効になる。

『神の前じゃ、人間なんて無力なんだよ』

すると、ムウマはスッと手を伸ばす。

全「「!!!!」」

彼女の不審な行動に警戒し始める。

『(妖笑)』

不適な笑みを浮かべ、手の平をギュッと握る。

「…っ!!」

すると、一人の中将の表情が歪み始めた。

to be continued



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