第二十六話 銀色の碇
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しながら、ナツが泳いでいった方へと泳いでいく。
グ「(にしても、ナツの奴、いったいどこまで泳いでいったんだ・・・?)」
せめてそれが分かれば少し探すのにも苦労しなかったんだけどな。深く泳いでいくに連れ、水の温度はどんどん下がっていき、辺りも真っ暗闇になっていく。
グ「(おいおい・・こんな真っ暗闇の中で、ナツを探すのは不可能に近いぞ。)」
俺は後ろを振り返る。全員俺と同じ事を思っているのか、少し不安そうな顔をしている。
グ「(くっそ・・このままじゃ・・・!)」
そう思ったその時、真っ暗闇の中で、何かがキランと銀色に光ったのが見えた。何が光ったのかは、ここからだと全く分からない。俺は後ろを振り返る。皆も銀色の光が見えたのか、俺と同じ視線の先に目が釘付けになっていた。すると、エルザと目が合った。エルザはコクンと小さく俺に頷きかける。俺もエルザに頷き返すと、銀色に光った所を目指して泳ぐ。その後をエルザ、シン、ルーシィ、ウェンディの順に続く。
かなり長い時間泳いでいる為、全員すでに息が限界だった。
グ「(くっそ・・これじゃあ息が持たねぇ・・・)」
その時、俺のすぐ目の前でキランと何かが銀色に光った。近いぞっ!そう思った俺達は更に泳いで光る物に近づく。そして―――――
全「(!!?)」
俺達は目を見開いた。俺達が目にした物は――――――――――
海に沈んだ、金属で出来た巨大な碇だった。
銀色に光っていたのはこの碇で間違いない。俺はそう確信した。
グ「(ナツも、これを見たのか・・・?)」
金属で出来た巨大な碇をよく見てみると、碇の下の部分に扉のような所があり、窓のような所もあり、ポツポツとオレンジ色の明かりのようなものが灯っている。
グ「(これ・・・!ただの金属の碇じゃねぇっ!碇の形をした建物だっ!)」
何で、海ン中にこんな建物が・・・?そう思ったその時、碇の形をした建物の中からピンク色のクラゲのような生き物(?)が大量に飛び出してきた。
全「(!!?)」
クラゲのような生き物(?)はあっという間に俺達を取り囲むと、長い触手のような腕を伸ばし、俺達の体を絡め取る。
グ「(な、何だこの変なのはっ!?)」
すると、
ウェ「キャアアァァアアァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
ウェ以外「(!?)」
ウェンディの悲鳴が聞こえ、驚いて振り返ると、クラゲのような生き物(?)の触手から青白い電流が流れウェンディを襲っていた。ウェンデ
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