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FAIRY TAIL 真魂の鼠
第二十六話 銀色の碇 
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海中の洞穴(マリーンケイヴ)のギルドから出た私達最強チームは、ハルトとイレーネに道を教えてもらいルーベリーの海に今辿り着いたところ。海中の洞穴(マリーンケイヴ)のギルドマスター、コバルトさん曰く、奇妙な出来事が次々に起こってから、この海に来る人が激減したらしいの。そのせいか、ルーベリーの海には私達以外の人は誰もいない。

エ「これなら、人目を気にせずに調査する事が出来るな。」

エルザの緋色の髪の毛が海風でなびく。

ウェ「どうやって調査するんですか?」

シャ「決まってるじゃない。泳ぐのよ。」

ル「えぇっ!?でも私達、水着持ってきてないわよ。」

このまま潜ったら服が濡れちゃうし・・・

シ「服が濡れたくないならここで待ってろよ。俺とナツとグレイで潜ってみるわ。ナツは最初から気合満々だし、グレイは言う前から服脱いでるからな。」

シンがそう言いながら羽織っていた黒いベストを脱ぎ捨てる。

ナ「ハッピー、マフラー頼むぞ。」

ハ「あい。」

ナツが肌身離さず身に着けているイグニールから貰った白い鱗柄のマフラーをハッピーに預ける。

エ「グレイ、上は脱いで良いが、下は脱がなくて良いぞ。」

グ「うぉあっ!いつの間にぃっ!」

さっきから脱いでたわよ・・・

エ「何か発見したらすぐに戻って来い。そしたら私達も潜りに行く。」

ル&ウェ「えぇ〜。」

シャ「文句言わないの。」

結局、全員潜る事になるのね・・・

ナ「グレイ!シン!どこまで泳げるか競争だぁぁぁっ!」

グ「お前等になんかぜってぇ〜負けねぇよっ!」

シ「後で後悔しても知らねぇからなっ!」

ル「競争なんかしてる場合じゃないでしょっ!」

私の声に耳も傾けずに、ナツ、グレイ、シンはダボン!バシャァン!ドボォン!と海に飛び込んでいった。

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                       『ここからナツ目線でいきます。』

ダボン!と水しぶきを上げながら海に飛び込んだ瞬間、冷たい水の感覚が肌に当たる。水を腕でかき分けながら下へと泳いでいく。俺のすぐ右ではグレイが、左ではシンが俺と同じように泳いでいる。すると、シンが俺とグレイの方に向き直り、右手の人差し指で自分を指差した後、左の方向に指差す。シンは「左に行く」と俺とグレイに伝えているらしい。すると今度は、グレイが右手の人差し指で自分を指差した後、右の方向に指差す。グレイは「右に行く」と俺とシンに伝えているらしい。俺は右手の親指で自分を指差した後、人差し指で下を指差す。俺
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