新たなる世界へその一
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「蔵人!ちょっと来てくれ!」
「いや何で弟のお前が呼び捨てなんだ・・・」
世の中の理不尽さを痛感しながら部屋に連れて来られる。そこで渡されたのは、一つのVRMMOゲームのパッケージだった。
「何だこれ?えーと、アルヴヘイム・オンライン?何でこれを俺に渡すんだ?」
キリトは顔を赤くして興奮している。一体何なんだ?
「実を言うとさ、これの中に、アスナが居るかも知れないんだ。」
「んなあほ・・・マジかよ・・・」
なまで言い終えれずにタブレットを突きつけられた。映像をギリギリまで拡大したのか画像は酷く荒いが、そこに映る長い髪の少女は確かにアスナに見える。
「なる程、手伝えって事だな?」
「ああ、理解が早くて助かるぜ。」
まぁ伊達に二年お前の相棒して無いからな・・・と言った皮肉を押し込め、俺とキリトはアルヴヘイム・・・妖精郷へとダイブした。
「ほぉー種族を選ぶのか・・・」
生憎白い初期装備の種族は無かったので、バランスタイプの種族<スプリガン>を選ぶ。幸運を祈りますと言った音声に送られ・・・
「「うわぁぁぁ!」」
俺とキリトを、一瞬の浮遊感が包み込んだ後、一直線に落下しだした・・・
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