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普通の世界の普通の中学の普通の生活 ~3F~
第1
第一
普通の世界の普通の中学の普通の生活 ~3F~ 2.ギルドに所属しますか?

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「俺。RPGの主人公になる!。」
とは言った物のまずは何を・・・
「そうだ!まずはギルドだ!ギルドに入ろう!。」
 ギルド・・・か。ギルドは・・・部活だな。
そう。入学して一か月、まだトウヤは部活に入っていなかったのだ。
「そうと決まればさっそく部活探しだ!」
・・・・・
キーンコーンカーンコーン
放課後だ。
部活掲示板の前に立ったトウヤはかたっぱしから部活の広告を読み始めた。
「サッカー部、テニス部、バスケ部・・・どれも普通だなぁ。」
 目を下にやると面白い部活を見つけた。
「じんけん部?」
 じんけん部という部の説明にはこう書いてあった。

じんけん部!
人の頼りになりたい人集合!

たったそれだけだった。
「主人公は皆を守る!だから俺はこの部に入る!」
入部届を出してきたトウヤはじんけん部に顔を出してから帰ることにした。
「失礼します。明日からこの部に入る慶喜トウヤですよろしくお願いします。」
「あらあら、これはまたずいぶんと元気な子が入ってきたねぇ。まあ悪いことは何一つないんだけどねぇ。人数少なかったし。ようこそ我らが人材派遣部。通称じんけん部へ!私はこの部の部長滝月(たきつき)スズメだよ。」
「じゃあ滝月先輩。明日から明日からよろしくお願いします。」
「じゃあね〜」
・・・
翌日の放課後
「じゃあ、この部活の部員から自己紹介してって。」
「僕は、三条 北斗(さんじょうほくと)だよ。専門は運動科。」
「私は小恋乃瀬 佳織(ここのせかおり)。専門ほIT科です。」
「俺は鮪津架 誠(いつかまこと)だ。専門は化学科だ。」
「そして部長の、滝月 スズメだよ。専門はオールマイティ!すごいでしょ。それで、君は何ができるの?あとこの部敬語禁止だから。」
「なに、ですか・・・何かと言われるとわかりませんね。って敬語禁止?!
わ、わかりま、わかった。」
いやいやいやいや絶対長く続かないでしょこの部活。だがここで引いたら主人公の名が廃る!
「よし!じゃあ昨日きた救援要請だ。テニス部の大会出場者の人数が二人足りなくなったらしい。男子二人〜いってこ〜い。」
「はいっ!」

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