それから
そこに痺れる憧れるぅ!
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とまあ、こんな感じにオレの今後を決めている最中だった。
オレの意見は諦める必要なんてなくなったんだから今までどおり管理局で気ままに過ごしたい。
母さんの意見は美愛と慎吾に任せっきりも良くないし心配だからオレを後継者として育てたい。
見事にスレチ型答えを出していた。
「とにかく!あと数ヶ月は六課もあるから管理局勤め!前線に出られなくても教えることはできる!じゃあそういうことでまたいつか!じゃあね!」
『ちょっと陽龍!待ちなさ___!』
オレは無理やりモニターを消し去り、部屋のベッドにダイブする。
「ったく、心配してくれてんのはわかるけどさぁ・・・」
このまま魔法を使い続けると寿命は少しずつ、しかし直実と削られていくだろう。
それをしっかりと知っている母さんは魔法から遠ざけようとする。
別にオレは死ぬのが怖くないわけじゃない。
むしろ人間なんだから死ぬのは怖い。
でも、どうせ人はいつかは死んでしまう。
だったら最後まで自分がしたいことして、未練なくこの世をさりたい。
不本意なことをして残りの人生を無駄にしたくない。
<ヒリューはトコトン親不孝な息子ですね>
ずっと黙っていたヤミが言う。
まったくもってその通りなのだが、改めて口に出されるとそれなりにムカつく。
<まあ、私はヒリューの相棒。どんな選択をしようと、この命尽きるまで共に歩みます>
デバイスのくせにかっこいいセリフを言う奴だな・・・。
オレは机の上にあるモニターで時間を確認する。
現在の時刻はAM7時。
いつものメンバーは食堂にいる頃だろうか。
「はあ・・・。とりあえず腹が減っては戦はできぬ、だな」
呟き、ヤミを持って部屋を出た。
部屋を出て食堂にいくと、そこには予想どうりのメンバーが揃っていた。
八神一家、なのは、ヴィヴィオ、アリシア、フェイト、美愛、慎吾、フォワード四人とギンガ、そして・・・。
「あ、陽龍さん。もうお話は終わったんですね」
食堂に入ってきたことを知っていた彼女、春香が真っ先に声をかけてきた。
その言葉でオレがいることに気がついたほかの面々も声をかけてくる。
「陽龍くんおはよー。イオリさんに怒られちゃったー?」
「アリシア、醤油とってくれ」
「えー、しょーがないなぁ」
「ところではやて、今日の予定はどうなってる」
「んー、本局からも協会からも何も言われてへんし、好きにしてええんとちゃう?」
上から秋良、夏希、アリシア、冬弥、はやてが言う。
明らかに一部、リア充の香りがした。
「春香だけでも正式にヴァレスティアに入ってくれたらオレも楽なんだがな!」
「あはは、もう陽龍さん、そんな面倒なことするわけないですよー」
春香はそう
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