想いの力
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
+トロイアを掛けてくれたから。
付け加えると、解毒したのに苦しむナツに戸惑うウェンディにティアが乗り物酔いを教えたから。
「今ここに!」
「この場所に!」
この魔水晶のある部屋にいるのは何故だ?
それは、ヒビキが少ない魔力を使って念話を繋げ、ニルヴァーナを止める方法を伝えたから。
「「立たせている!」」
そして・・・2人がドラゴンフォースと竜の双眼を使用しゼロと戦えるのは何故だ?
それは、ジェラールが自分の全魔力である咎の炎と罪なる星空を与えたから。
全ては誰かが支えているから繋がる。
そして2人は―――――――力の限り、叫んだ。
「倒れる訳にはいかないのよ!!!!!私達の勝利を信じるバカ共の為に!!!!!」
「仲間の力が、オレ達の体中を巡っているんだ!!!!!」
金色の炎と、星々の輝き。
炎と光を身に纏い立ち上がったナツとティアはゼロを睨みつける。
「粉々にするには惜しい者達だがもう良い、楽しかったよ」
それに対し、ゼロは笑みを崩さない。
「貴様等に最高の“無”をくれてやろう。我が最大魔法をな」
魔力を纏った両腕を、円を描くように動かす。
不気味な笑みを浮かべ、ゼロは言い放った。
「「滅竜奥義・・・」」
ナツは両腕に金色の炎を纏う。
ティアは両手に金色の光を纏っていく。
そして―――――――
「紅蓮爆炎刃!!!!!」
「グランドクロス!!!!!」
「ジェネシス・ゼロ!!!!!」
3人それぞれの最大魔法が、放たれた。
「あああああああっ!」
「撃ち砕けえええええええっ!」
「消えよ、“無”の彼方へ」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ