僅かな平穏・前編〜
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刀を抜き、気を刀身に気を籠めた。
「やぁぁぁぁ!!」
振り切った刀から剣閃が飛び・・・気弾を真っ二つにした。
「「・・・」」
「どーよキリト。もう万全よ」
「お兄ちゃんもアスナさんもこのくらいすぐ出来るようになるよ」
「そうですよ。ね、ピナ?」
「キュル!」
「・・・よ、よし、やるか、アスナ!」
「う、うん!」
二人が立ち上がって再び気を出す。
「・・・そういや、お前もプレイしたんだよなぁ」
リョウコウが不意にそんなことを言った。
「ん・・・ああ、SAOか・・・」
「どうだったよ?」
「どう・・・か。そうだな、凄く苦しかったけど・・・楽しくもあった、かな?」
「・・・そかそか」
「なぁ、リョウ。お前ってヒースクリフとやったか?」
「おう、タイマンで相討ち」
「・・・よく生きてたな」
「咲だって生きてたろ?」
「まあね・・・」
そこでリョウコウがニヤっと笑う。
「そうだ。久々にやらねえか?本気の鍛錬をよ」
「えぇ・・・お前とタイマンはやだな・・・」
「んだよ連れねえなぁ」
「外史メンバーとの鍛錬は地獄過ぎるんだよ・・・」
よく片っ端からボコられたなぁ・・・
「じゃあタイマンじゃなきゃいいんだな?
」
「は?」
「おい美幸、準備できてるか?」
「え、私?」
「お前の力見せとかねぇとな。じゃなきゃどう一緒に戦うか解らねえだろ」
「・・・どうせそっちのサチも凄まじいんだろ・・・」
「外史メンバーとの鍛錬は地獄過ぎるんだよ・・・」
よく片っ端からボコられたなぁ・・・
「じゃあタイマンじゃなきゃいいんだな?」
「は?」
「おい美幸、準備できてるか?」
「え、私?」
「お前の力見せとかねぇとな。じゃなきゃどう一緒に戦うか解らねえだろ」
「・・・どうせそっちのサチも凄まじいんだろ・・・」
俺はぐるりと見回したら・・・一人と目があった。
「・・・サチ、一緒にやるか?」
「え・・・!?」
いや・・・まぁ偶然目が合ったから誘ったんだけど。
「はっ、こりゃ傑作だな。二人のリョウに二人のサチか」
リョウコウが愉快そうに笑う。
「あの頃の俺とは違うぜ、リョウ」
「おう、せいぜい頑張ってくれや」
「お、お手柔らかにね?」
「こ、こちらこそ」
・・・というわけで・・・
「・・・よしっ」
葬解を填め、擬音を逆手に持つ。サチも槍を構える。相手は・・・
「へへ、さぁてやるか」
「やりすぎないで
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