暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
僅かな平穏・前編〜
[3/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
髪の少女。

「東風谷早苗です。初めまして」


最後にさっきの・・・アリスだ。

「・・・アリス・マーガトロイドよ」

「あいよ。それと霊夢と美鈴か」


「ええ、そうよ。・・・まったく、紫には困ったわ。人に隠して裏でコソコソして・・・」

霊夢が頭を掻くと早苗が言う。

「仕方ありませんよ霊夢さん。バレる訳には行きませんし」

「早苗・・・あのね、文や慧音が消えたのは紫が勝手に拉致ったからなのよ?文は飛ばされた人間の回収。慧音は歴史操作で世界を守っている。それを聞かされずに紫に勝手に連れてこられて戦えって・・・あー、思い出してもムカつくわ」

「・・・魔理沙、霊夢は何時もこうか?」

「まーな。大人しくさせたいなら金が一番だぜ」

「守銭奴巫女・・・」

「なんか言った?」

「いや、別に・・・」

「大澤亮。ここには研究道具の一つもないの?」

「この時代に何求めてるんだよ。資料くらいなら提供してやるから資料室行け」

「マジか?」

「魔理沙はダメだ。・・・永遠に資料が帰ってこなさそうだし」

「ちぇっ、ただ死ぬまで借りるだけだぜ?」

「幻想郷に持ってかれたら取りに行くの面倒すぎんだろ・・・」


俺は名前を書いて口を開く。

「じゃ、俺は行くからな。一応他世界と交流しといてよ?」

「あ、はい」

「面倒」

「気が進まないわ」

「気が向いたらな」

「・・・早苗しかまともな返事してないじゃないか・・・」



連携面では期待しない方がいいかな、コレは・・・























咲〜


「入るぜー?」

確かここにはアビス組が・・・

「サキ!」

「よっ。・・・あれ、知也と剛鬼もいたのか?」

「・・・ああ」

「一応、俺も同行してたからな。・・・つーか咲、リパルどうした?」

「今、各世界に回してる。リパルの声が聞こえないと何かと不便だからな」


・・・ちなみに、今のリパルは元のダークリパルサーに戻ってしまった。恋が触れたら再びバラバラになって三つの武器になってしまった。・・・ま、方天画戟が恋の武器だし、俺としてはリパルが手元に残れば問題はなし。

「じゃ、いるのは六神将を除いたメンバー?」

「ああ。アッシュもリグレットもアリエッタも向こうで頑張ってる」

「・・・あ、そうだサキ。これ、アリエッタから」


アニスから渡されたのは帽子・・・これ。

「アリエッタが被ってた帽子・・・?」

「眼鏡の代わりに持っててほしいんだって。アリエッタ、本当はこっちに来たかったみたいだけど・・・」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ