僅かな平穏・前編〜
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髪の少女。
「東風谷早苗です。初めまして」
最後にさっきの・・・アリスだ。
「・・・アリス・マーガトロイドよ」
「あいよ。それと霊夢と美鈴か」
「ええ、そうよ。・・・まったく、紫には困ったわ。人に隠して裏でコソコソして・・・」
霊夢が頭を掻くと早苗が言う。
「仕方ありませんよ霊夢さん。バレる訳には行きませんし」
「早苗・・・あのね、文や慧音が消えたのは紫が勝手に拉致ったからなのよ?文は飛ばされた人間の回収。慧音は歴史操作で世界を守っている。それを聞かされずに紫に勝手に連れてこられて戦えって・・・あー、思い出してもムカつくわ」
「・・・魔理沙、霊夢は何時もこうか?」
「まーな。大人しくさせたいなら金が一番だぜ」
「守銭奴巫女・・・」
「なんか言った?」
「いや、別に・・・」
「大澤亮。ここには研究道具の一つもないの?」
「この時代に何求めてるんだよ。資料くらいなら提供してやるから資料室行け」
「マジか?」
「魔理沙はダメだ。・・・永遠に資料が帰ってこなさそうだし」
「ちぇっ、ただ死ぬまで借りるだけだぜ?」
「幻想郷に持ってかれたら取りに行くの面倒すぎんだろ・・・」
俺は名前を書いて口を開く。
「じゃ、俺は行くからな。一応他世界と交流しといてよ?」
「あ、はい」
「面倒」
「気が進まないわ」
「気が向いたらな」
「・・・早苗しかまともな返事してないじゃないか・・・」
連携面では期待しない方がいいかな、コレは・・・
咲〜
「入るぜー?」
確かここにはアビス組が・・・
「サキ!」
「よっ。・・・あれ、知也と剛鬼もいたのか?」
「・・・ああ」
「一応、俺も同行してたからな。・・・つーか咲、リパルどうした?」
「今、各世界に回してる。リパルの声が聞こえないと何かと不便だからな」
・・・ちなみに、今のリパルは元のダークリパルサーに戻ってしまった。恋が触れたら再びバラバラになって三つの武器になってしまった。・・・ま、方天画戟が恋の武器だし、俺としてはリパルが手元に残れば問題はなし。
「じゃ、いるのは六神将を除いたメンバー?」
「ああ。アッシュもリグレットもアリエッタも向こうで頑張ってる」
「・・・あ、そうだサキ。これ、アリエッタから」
アニスから渡されたのは帽子・・・これ。
「アリエッタが被ってた帽子・・・?」
「眼鏡の代わりに持っててほしいんだって。アリエッタ、本当はこっちに来たかったみたいだけど・・・」
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