第四話
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「ひどいわ、ゼノヴィア!それじゃ私が悪いみたいに聞こえるじゃない!」
「「みたいじゃなくて事実だからな」」
「イッセー君にまで言われたよ〜〜!」
泣きながらテーブルに顔を擦り付けるイリナ。
こいつは……まあ、こんな所も可愛いんだけどな。
「それで?具体的にはどうするんだ?」
「どうするもなにも……コカビエルを見つけて叩く。それだけだ」
「二人でか?」
「うっ……」
ゼノヴィア自身も気づいているようだ。
そう、コカビエル相手に聖剣使いが二人掛かりでも勝てる可能性は限りなく0……いや、0%だ。
「とりあえず、俺も協力するとして……二人は聖剣の事だけに集中していてくれ。コカビエルが現れたらすぐに逃げろ。お前らじゃ瞬殺されるのがオチだからな。俺がつくまで何とか耐えるだけでいい」
「わかった」
「うん、イッセー君も気をつけてね!」
「ああ、任せとけって」
こうして、俺の厄介事がまた始まった……。
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