第二十二話 テロですか赤白対決ですか
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命懸けってのは凄いものだ。
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『速符「ルミネスリコシェ」』
伴器を投げつける。途中で結界を利用して反射させ、何人もの魔術師を貫く。
『仙符「無機転生」』
緋想の剣を大地に差し、大地を隆起させる。さらに仙術を利用して、相手を大地の槍で貫く。
『傷符「インスクライブレッドソウル』
緋想の剣と雪器による剣閃。無造作に相手を切り裂く。
よし、まだまだ余裕がある。妖怪に比べて威力は落ちるが、それでも一人を葬るのには十分だ。長く戦う練習。もっとも、命がかかっているが。死ぬ気は更々ない。
空ではアザゼルとカテレアがドンパチやってる。
「キリがないな」
ゼノヴィアがデュランダルで校庭ごと魔術師を大勢葬る。
もーちょい無駄な破壊を無くせ。
『断霊剣「成仏説得斬」』
緋想の剣と雪器で巨大な紅い柱を作り上げる。
緋想の剣を使うと、どうしても紅くなっちゃうんだよね。
さっきから上空の交戦の余波で校舎に甚大な被害が出ている。ここの連中は自重をしないのか?←お前もだ。
『緋閃「全人類の緋想天」』
砲撃の全人類の緋想天を斬撃にして放つスペル。消耗も無駄な破壊も少ない。それなのに威力はそのまま。範囲は狭いが。
にしてもこいつら全く減らない。こんなにも人数いるんだ。ある意味すげぇよ。
『境巣「幻想蟲ネスト」』
スキマを背後に開き、枝分かれするレーザーを放つ。魔術師を防御障壁ごと貫く。
こいつら、本当に一体一体が中級悪魔並なの?えらい簡単に倒せるんですけど・・・。
攻撃も単調で避けやすい。雑魚すぎない?
「木場くん、大丈夫かしら?いざとなったら結界の中に送るわよ」
「ありがとう、紫さん。でも、まだまだ大丈夫だよ」
「ゼノヴィアは?」
「問題ない」
二人は結構余裕そうだな。まあ、この程度なら楽にいける。
アザゼルとカテレアは、アザゼル優勢で進んでいる。まあ、この場では一位二位の強さを持っているからな。
すると、カテレアが懐から黒い蛇の入っている小さな小瓶を取りだし、中身を飲み込んだ。あ、あれ貰っとけばよかったかも。
刹那、空間が激しく振動し、カテレアの魔力が膨れ上がり、不気味なオーラを漂わせる。源力の総量は籃の方が多いが、魔力だけならこの場にいる存在の中ではかなり上位だ。
アザゼルが無数の光の槍をカテレアに向かって放つが、カテレアが右腕を横になぐだけで消失させた。だからさ、質より量なの?質を高めやがれ。とりあえず、俺は俺の仕事
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