第二十二話 テロですか赤白対決ですか
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ティングゲームも一筋縄じゃない。駒消費一の『兵士』が『王』をとるなんてことも起こる。全ては戦い方次第だ。それも含めてお前らに教えないとな」
「レーティングゲーム詳しいッスね」
「ゲームのファンは悪魔だけじゃないんだぜ?和平協定のおかげでゲームを堂々と観戦する天使や堕天使も多くでるだろうよ。とりあえず、長時間戦える体作りからだな」
「・・・はい」
俺もそこまで長く戦えるわけじゃないからな。無限より先に妖怪を長く続けられるようにするのがいいな。普段もできるだけ妖怪でいようかな?
「俺、強くなれますか?」
「強くさせてやるよ。俺は暇な堕天使さまだからな」
うわぁー。胡散臭い笑みだぜ。原作ゆかりんといい勝負なんじゃね?
「仮に今度攻めてきたらギャスパーの時間停止でどうにかできないですかね?」
「せ、せ、せ、先輩!な、な、な、何をおっしゃってるんですか!」
「単独じゃ話にならん。どんなのが『禍の団』にいるかわからないしな」
バッサリきられるギャスパー。頑張れ。
「ごめんなさい!未だに役立たずでごめんなさい!見捨てないでください!」
「見捨てないわよ。安定なさい」
段ボールはそろそろ卒業だな。今も入ってないし。
「そうだ、聖魔剣の。お前、禁手状態でどれだけ戦える?」
「現状、二時間が限界です」
あら、ちょっと延びてる。
「ダメだな。最低でも三日は継続できるようにしろ」
「お、俺は条件付きで十秒ですけど・・・」
「お前は一から鍛え直す。白龍皇の禁手は一ヶ月は保つぞ。それがお前との差だ」
俺の禁手ってどれだけ持つんだろ?正直、十分持つ自信すらない。源力が足りないよ!
続いて、アザゼルは朱乃の方に向く。
「まだ俺らがーーいや、バラキエルが憎いか?」
「許すつもりはありません。母はあのヒトのせいで死んだのですから」
「朱乃、お前が悪魔に降ったとき、あいつは何も言わなかったよ」
「当然でしょうね。あのヒトが私に何かを言える立場であるはずがありません」
「そういう意味じゃねぇさ。いや、まあ俺がお前ら親子の間に入るのも野暮か」
「あれを父だとは思っていません!」
朱乃はハッキリと言い切る。
「そうか。でもな、俺はお前がグレモリー眷属になったのは悪かないと思うぜ。それ以外だったら、バラキエルもどうだったかな」
「・・・・・・」
複雑な表情を浮かべる朱乃。まあ、あれは朱乃自身の問題だから、俺はあまり関わらないようにするか。関わるのは一誠だけで十分だろ。
さて、アザゼルと一誠がエロについて語っている。俺は帰るか。約
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