第三話 俺と紅髪部長
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―はっ!?」
なにしてんだ俺!?初対面の人の胸ガン見するって変態か!?ヤバい俺の人生終わったか!?
「あらあら、ウフフ。穂斑くんも男の子ですわねぇ。男の子はみんな、やっぱり胸が気になるのかしら?」
「はい……?みんな?」
「えぇ、新人の『兵士』の子も、部長の胸を穴が開くほど見ていましたわ。分かりやすくて可愛らしいですけど、女性が苦手な穂斑くんも胸は気になりますの?でしたら――」
姫島先輩がグレモリー先輩の反対に座って……俺に腕を絡ませてきた!?なにしてんのこの人!?
「あ、朱乃!?なにをしてるの!?今は私が……!」
「穂斑くんの教育係は私ですもの。このくらい、いいじゃありませんか?それとも部長は、穂斑くんに気があるのですか?」
「そ、そういう訳じゃ……!」
「なら、問題ないですわね」
いや……いやいや!俺に問題があるって!なんなのこの状況!?ありえねぇだろこんなの!だって、こんな綺麗な人二人に挟まれたらいくら俺でもパニックになるわ!それよりグレモリー先輩、なにさりげなく腕絡ませてんすか!?この二人ちょっと頭大丈夫か!?
「この子は私の眷属よ。そして朱乃、あなたも私の眷属の『女王』、分かってる?」
「えぇ、分かっていますわ。でもこういう時は関係ないのではないかしら――リアス、引かないわよ、私も」
「あ、あの、二人とも?それは別にいいんじゃ……?」
「これは重大なことよ。穂斑くん、あなたはどちらがいいの?私か朱乃か」
「ちょうどいいわ、穂斑くんに決めてもらいましょう。さぁ穂斑くん、どちらにしますか――?」
――そして俺は決めに決め切れず……数十分も悩んでいる訳だ……。いや決められねぇだろ?美女二人から迫られるってどこのハーレムだよ?俺はこんなことするためにこの学園に来た訳じゃねぇのに……。その間も姫島先輩は積極的すぎるほどに俺に体を押しつけてきている!節操ってもんがねぇのかこの人は!?グレモリー先輩を見習ってくれ!女らしく少しためらってるのにアンタはお構いなしか!誰かっ、俺を助けてくれぇぇぇっ!!
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