04:月夜の黒猫団
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言うと、サチは皮肉めいたように少し笑う。
その顔はどこか儚げだった。
「ううん、嘘???。私ね、きっと怖いの。死にたくないから、こんな弱音を吐くんだと思う???」
なるほど???サチはサチなりに、不安だったんだな。
俺は女と話した事は少ないし、そう言う事に気付けなかった???。
「サチ、お前は死なない。黒猫団は充分強いし、安全マージンも取れてる。それでも不安な時は???」
少し間を開け、口を開く。
「俺が守ってやるよ」
俺はそう、笑顔で言った。
サチはそれを聞くと、少し泣いていた???が、笑っていた。
俺はその笑顔を、忘れる事はないだろう。
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