暁 〜小説投稿サイト〜
ポケットモンスター 〜終わりのない物語〜
始まりの瞬間

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 【アザリア島】この島にはいろいろなポケモンが生息しているということで観光や修行のためにたくさんの人が集まる。
 だが今年特別は人が多い、なぜなら…五年に一度『ファイナリングタワーバトル』が開催される年だからだ!
『ファイナリングタワーバトル』とは、その年の年末にアザリア島の中心部にあるタワー【アザリアタワー】で行われる大会で、1フロアごとに強敵のトレーナーが現れトレーナーを倒すと次のフロアに上がれる。そして最終フロアの100階を目指す勝ち抜き大会である。


 これはアザリアタワーの頂上を目指す少年の物語だ。




 熟睡していた俺のことを起こしたのは母さんだった。
「アキラー!あんた今日から旅にでるんじゃないの?」
 そう今日から年末にある『ファイナリングタワーバトル』に備えて旅にでるのだ。
「おはよう、母さん!準備はもうばっちりだ!」
 俺はご飯を食べて、旅のために用意していたバッグと、俺の相棒【ゴマゾウ】と【サンダース】を持って家を駆け出した。
「がんばんなさいよ!絶対頂上に立ちなさいよ!」
 背中から俺を応援してくれる声がする。
「おう!まかせとけ!」
 


 おっと俺の自己紹介しとくよ、俺はアキラ!アザリア島出身の13歳だ!
 ゴマゾウは昔から俺の家に居て俺の最初の相棒だ!
 そしてサンダースは母さんのポケモンだったが俺に譲ってくれた!すげえ強いぞ!
 まだこの二匹しかいないけど、もっとポケモン捕まえて育てて『ファイナリングタワーバトル』の頂上に絶対立つんだ!




−森−

 森に到着、最初はここでレベルをあげようと思っている。そこでは『ファイナリングタワーバトル』に備えてバトルをやっているトレーナーが多々いた。
 野生のポケモンとのバトルは基本だが俺はトレーナーと戦う。

「なぁ!俺とバトルしようぜ!」
 俺は近くにいたトレーナーに申し込んだ。
「あぁ、いいよ、ルールは1匹でのバトルでいいかな?」
「OK!始めようぜ!」


「行け!ゴマゾウ!」
「ジュプトル!GO!」
 相手はジュプトルを繰り出した。相性は悪い…。でも勝てないワケじゃない!
 俺は言葉にできないほどワクワクしていた。
 

 そして俺の物語が始まった。
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