神々の古代兵器
第三話
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結構たったな〜。
現在は昼頃。
僕は現在、南宮先生のもとで無賃労働をしています。
といっても部屋の片付けなんだけどね。
校舎からはチャイムが聞こえてきた。
多分昼休みに入ったのだろう。
〈コン、コン。〉
ドアのノックのあとすぐにドアが開いた。
「那月ちゃん。ちょっといいか?」
あぶなっ!
あんな分厚い本を投げるなんて。
ちょっと驚くかも。
と言うか、
「教師ちゃん付けって。あなたはバカなんですか第四真祖。」
「まったくだ。少しは学習しろ。」
それにしても何をしに来たのかな?
姫柊さんもいるし。
もし黒死皇派の件なら聞きたいけどね。
「おまえもいたのか、中等部の転校生。」
まってこれは抜け出すチャンスかも。
「あの〜。二人は南宮先生に用事があるみたいなので僕たちは席を外しますね。」
僕はソファーに寝かせていたしず姉を抱えて部屋から出ていこうとした。
「待て。お前にはまだやってもらうことがある。」
え〜。
まだなにかやらないといけないの?
でも逃げても意味がないだろうし。
仕方がないけど残るとしますか。
「それで二人はなんのようだ?」
「クリストフ・ガルドシュという男を捜しています。」
おっ。
これは僕にとってもいい情報じゃないか。
聞き漏らさないようにしないと。
「どこでその名を?」
それもちょっと気になる。
どこで聞いた来たんだろう。
まさか普通に生活していてその名前を聞いたなんてあり得ないもんね。
「ディミトリエ・ヴァトラーだよ。知っているだろ。」
なるほど。
戦王領域の貴族か。
また面倒なのと接触しているね。
なんだかすごいと思えるよ。
「それにしても第四真祖も苦労しているね。まさかヴァトラーにあうなんて。」
「う〜ん。」
「あれ〜。もう起きるんだ。以外に早いね。」
しず姉の回復能力はすごいや。
あんなに衰弱していた体を数時間たらずで全回復するなんて。
さすがは絶対治癒の使い手だよね。
「おはよ。それにしてもさっきはゴメンね。」
「ほぉ。お前が謝罪をするとは珍しいな。」
「そうかな?私からすれば珍しくはないと思うが。」
「以前からそうであれば良かったのだがな。」
「ねぇ。いったいどういう状況なの?」
あっ。
そうか。
しず姉は寝てたから分からないよね。
でも今の状況はどう説明すればいいのかな?
「孤独な死神。お前も知っているかもしれないが、この島にクリストフ・ガルドシュが来ている。」
「うん。知っているよ。」
さすがはしず姉。
そこまで知っていたんだ。
「だってさっき見たもの。」
「「「「えっ?」」」」
はい?
え〜と。
・・・って、
「「「えぇーーーーー。」」」
「そこまで驚くことかな?」
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