暁 〜小説投稿サイト〜
とある委員会の委員長 番外編〜STB編〜
神々の古代兵器
第三話
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の定めるところに従い、現時刻よりこの場にいる全員の記憶を封印させてもらいます。安心してください。記憶を封印するのは一時間前からだから。」
やりたくないけど仕方がないよね。
本当に仕方がないよね。
「しず姉。そうはさせないよ。たとえしず姉が超能力者(レベルファイブ)だとしても僕の能力(ちから)を行使させてもらいます。」
そうか。
しず姉も恐れているんだね。
僕と同じで自分の価値のために。
「しず姉。僕はたとえどんなことになってもしず姉のそばにいる。絶対に離れたりいしないから。だからこんなことはやめてよ。」



「だからこんなことをやめてよ。」
あれっ?
私は一体何をしているの?
今さっきまでコンビニで漫画の立ち読みをしていたはずなのに
てかなんで私は歩に記憶封印なんてしようとしているの?
「あああぁぁぁぁぁーーーーーー。」
お願い。
止まって。
私はこんなことをしたくない。
こんなことをする必要があるなら私だけで十分。
「うわぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー。」
「しず姉!!!」
安心して。
私のことを思ってくれる人がいる限り、私は大丈夫。
何度でも立ち上がれるから。
「・・・迷惑をかけたね。でも大丈夫。私はもうすぐ普段通りに戻るから。」
私としてはもうすぐ体力の限界が来て、一度落ち着いて、オーバーヒートするはず。
そのチャンスを生かして私は再度自分に強固な記憶封印を行う。
Creman369(罪有るものに裁きを)。」
私はここ周辺に風による強大な壁『風壁(ふうへき)』を発動した。
「えっ?」
「魔術による記憶封印。」
「しず姉。やめてよ。これ以上自分を追い込まないで。」
追い込んでいるんじゃなよ。
自分がなすべき責任をとろうとしているんだよ。
「今のしず姉でいてよ!!!」
本当にありがとう。
でも大丈夫だよ。
すぐに元通りになるから。
「すべてを。しず姉のすべてを受け入れるからお願いだよ!!!」
えっ?
今何て言ったの?
《エラー。記憶封印に失敗。誤作動により前人格破損を確認。》
ちょっと。
前人格ってなに?
私には何かあったの?





「木原。あいつは自分のなかに大きななにかを持っている。それでもあいつのそばにいるのか?」
「はい。それでもしず姉はしず姉ですから。」
でも今回は本当に不味かったかも。
あんなに大量の魔力を放出した。
「あの〜。南宮先生。これって責任とらないと駄目ですかね?」
僕は一様周りを見渡した。
そこまで目立った損傷はないけど、魔力を放出したせいかそこしだあたりが汚れていた。
「なに。私が責任の取り方は考えてある。」
なんかとんでもないことを押し付けられそう。





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