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深く、罪深い衝動

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な感じにしておかないとね。


 まあ、みんな私のこといろいろ呼ぶんだけどね。
 たとえば無表情女、とか人形女とか。
 みんなひどいわ。



 −主人公サイド−


 0557時。


 今日は少し張り切りすぎた。
 いつもならもう家についている頃だろうけど、どうせロズミアが起きてくるまで待つはめになるんだ。
 それだったら、いつもロズミアが起きる時間帯の6時30分ぐらいに戻ったほうがいいだろう。
 と・・・ここから戻ったら・・・大体6時15分前後・・・ってところか。
 うん、少し早いけどちょうどいい感じだな。


 俺は家へと引き換えした。



 −ロズミア&妻サイド−


 0603時。



 「お母さーん」



 「あら、ロズミア。今日は早いわね・・・。・・・あと、寝癖。右のほうにアホ気がはえてるわよ」


 
 「え!?嘘!?」



 そう言って、私は洗面所に走る。
 因みにまだ学校には行かないので、制服には着替えない。
 だって、アレ堅苦しくていやだし。


 洗面所に置いてあった霧吹きを取り、髪に吹きかける。
 が、出ない。


 ・・・空ね。
 とりあえず、置いてあった詰め替えを入れ直し、再び髪にかける。


 「ん・・・冷たい・・・」


 なんかちょっと朝起きてすぐにするとなんか変な感じがするわね。
 ・・・なんかいやな感じだわ。


 さっさと済ましちゃいましょう。


 「あ、今日はちょっと豪華・・・」


 「そうよ!よく気付いたわね!」


 まあ、いつもなんて質素の代名詞みたいなご飯だし。
 曰く、朝食から豪華なもの食べてたら贅沢、だそうで。
 よくわからないけど、確かに朝食からこういうのを毎日のような食べていたら胃が持たれてしまうわね。
 そもそも、我が家では野菜が基本だし。


 「というか、朝からステーキなんて食べて大丈夫なの?」


 「テスト近いんでしょ?じゃあ、景気づけにちょっと張り切ってもいいかなー、って」


 「まあ、近いも何も今日なんだけど・・・」


 確かにこういうのはうれしい。
 なんというか、モチベーションは確かにテストというものには大事だと思う。
 これは勉学だとよくわからない人がいるかもしれないが、スポーツの選手などのようなアスリートに例えるとわかるだろう。
 たとえば、大事な試合の前に好きな音楽を聴いて、テンションを上げるとか。


 「あ、でもまだ食べないでよ?パパが返ってきたないんだし」


 「え?そうなの?今日はずいぶんと遅いのね」


 「まあ、そういう日なんじゃない?なんだかん
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