第二話
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だいまです〜」
「あ、あなた……一体何者なの?」
「何者も何も……ただの神器持ちですけど?」
「ただの神器持ちはあんな事出来ないわよ!それにあのハンマーと重力、あれがあなたの神器なの!?」
「それは予想にお任せします」
俺はそれだけ言ってソファに寝っ転がる。
「ちょ、ちょっと!何で寝てるのよ!」
「俺の仕事は終わりました。それに俺は普通の人間なんです。今が深夜なら眠いのは当たり前でしょう?」
俺はそう言って腕を枕代わりにして寝る。
「何なの?……この男は……」
最後にそんな事を言われたが……眠い……。お休み……。
『ライザ―様の『兵士』2名、『騎士』2名、『僧侶』1名、リタイア』
俺が起きるとそんな言葉が聞こえてくる。
「ふ、ふわぁ……どこまでいったんだ?ん?誰もいない?」
そう、誰もいないのだ。本来なら本陣にいなければいけないリアス先輩もだ。
『リアス様の『女王』1名、リタイア』
「はぁ……油断したな……戦闘において油断は命取りになるってのに……」
そして、新校舎の方から爆発音がする。
あそこにいるって事か。
『相棒。どうする?』
「行ってみるか……」
俺はそう言って重全重美を使って重力を軽くし、新校舎まで飛ぶ。
新校舎につくと、神名とライザーが戦っていた。
まあ、あいつじゃ勝てるわけないわな。
どんだけ強い力を持っていようが……基礎が出来てないなら意味はない。
そして神名は負けようとするが……それをリアス先輩は止める。
「待って、ライザー!!」
っ!あいつ……まさか……!
「……これ以上、私の下僕を、リューセイを傷つけないで……リザ」
「バカッ!!!」
俺はリアス先輩の口を塞ぐ。
「ばっ!?もがもがっ!?」
「お前、バカだろ!!何で王であるあんたが投了するんだ!」
リアス先輩は俺の拘束を解いて、俺に向き直る。
「でも!これ以上皆が傷つくのを見たくないの!!」
「……ああ、なるほどな。よぅくわかった、あんたは悪魔に向いてない!!下僕を大事にするのは構わないさ!でもな!あいつらはあんたの為に文字通り命を削って戦ってきた!あんたがそんな簡単に投了するってのはそれまでのあいつらの意志を踏みにじる事になるんだ!それをよく理解しやがれ!」
「っ!!」
今更気づいたみたいに驚いている。
俺はライザーに向き直る。
「さて、済まないなライザー……これからは俺が相手を
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