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とある委員会の委員長 番外編〜STB編〜
神々の古代兵器
第二話
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ないのでは?」
設備が古すぎる。
こんなのでは出来るものも出来ないよ。
「うるさい!!!お前ならこの計画を成功に導けるんだろ!!!」
「はぁ〜。」
またか。
どこの研究者もやっぱり同じなんだね。
「僕の名前を聞いただけでそんなことどおして言うの?あなたたちも研究者でしょ。自分達でやってみようとか思わないの?」
「そんなことはどおでもいい。とにかく失敗は許さないからな!!!」
「あのさ、おじさんたちは自分が何を言っているのか分かってるの?」
「どお言うことだ!」
まったく。
研究者なら少しは頭を使って考えなよ。
それでも本当に研究者なの?
・・・あっ。
そうか。
だからこの人たちは簡単な研究もろくに出来ない無能な連中なのか。
「僕はあなたたちが出来ないから代わりに実験をやるんだよ。簡単に言ってしまうとね、つまりこの実験はもう僕の仕事なんだよ。だから実験の成功も失敗も僕が決める。それが嫌なら他を当たってよ。」
「勝手なことを抜かすな!!!これは俺たちが考えた研究だ。お前が成功の有無を決めていいわけがないだろう!!!」
あっ、そっ。
なら僕は帰るだけだよ。
それじゃあ頑張ってね、無能な研究者のおじさん方。
僕は後ろを振り返り来た道を帰ろうとした。
「実験の内容を知られて普通に帰すとか思ってねえだろうな!!!」
はぁ〜。
めんどくさいな〜。
それにしてもこの人たちはバカなのかな?
僕に勝てるとでも思っているのかな?
思い上がりも甚だしいな。
「おじさんたち。今なら見逃してあげるけど、どおする?」
「小僧。お前こそこの人数から逃げれるとでも思っているのか!!!」
「ふふふ。はーはっはは。バカな人たち。」
このおじさんたちは僕を怒らせるのが好きみたいだね。
仕方がない。
おじさんたち。
死んで!!!
辺り一体に強い風が吹き始めた。
もちろん僕の能力である。
「こんな風ごときで勝てるとで思っているのか!!!」
こんなのまだ序の口だよ。
本番はこれからだよ。
僕が発生させたこの風に電気を流し込めば、
「終わりだよ、おじさんたち。それじゃあ、バイバイ、風電(ふうでん)。」
いつの間にかおじさんたちは風の渦に囲まれていた。
そして外側にいた人から順に、
「「うわわわぁぁぁぁーーーー。」」
感電し、倒れていった。
この電気の電圧は軽く見積もっても300万V。
人が触れれば一瞬にして丸焦げである。
段々と渦は小さくなり渦の中に残っているのは威勢の良かったあのおじさんだけになっていた。
「すまん。悪かった。だから助けてくれ。お願いだ。」
最後は許しを請うんだ。
最低だね。
「おじさん。僕はもう飽きちゃったんだ。」
「と言うことは?」
「能力を止めるなんてめんどくさいことはした
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