暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第26話「襲撃後の休日 技術者編」
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なんで俺の部屋にそんな恰好でいんの?」
「え゛ あ〜、そのこれは…」

頬をかきながら視線を明後日へと向けるアホ1名。
解りやすいな、おい。

「まぁ大方、アイツ(・・・)にやろうと思って男子寮(こっち)に来たけど、急に緊張と恥ずかしさが込みあげて来て部屋に着く前に撤退。しばらくして気持ちを落ち着かせたあと、このまま帰ろうと思ったけど窓から俺が帰って来るのが見えたから俺をからかってみようと思って俺の部屋に侵入して着替えて冒頭に至るってところだろ」
「そ、そんなことないわよ。やだな〜鏡也君ってば(パシパシ」

なら、俺の眼を見て話せよ。
あとバシバシ叩くな。

「…【私と貴方の恋愛物語】、全723ページ (ボソッ」
「ど、どどどどどうしてそれを!?」

子供でも分かるくらい動揺するなよ…。
よくこれで楯無の名を拝命できたなコイツ。

「なに、仕事をサボって1週間かけて書いたお前の妄想というか作戦というか…まぁ、恋愛小説(?)を虚が取り上げたあと読んだから」
「ちょっ!? 何で読んでるのよ!! プライバシーの侵害もいいところよ!!!」



「紅葉さんが」
「お母さぁぁぁぁぁぁあああああん!!!!!」


更識紅葉(もみじ)(XX歳)
楯無と簪の母親で2人によく似た容姿を持つ。
趣味は娘と夫を弄ったり着せかえて遊ぶこと。

…義母さんもそうだが、母親というのは身内で遊ぶ存在なのだろうかと思うのは俺だけじゃないと思う。


「うう…なんてことしてくれたの二人とも」
「安心しろ。詳しい内容は流石に紅葉さんも話さなかったから全然知らない」
「クスンッ…ホント?」
「ああ」

だいたい想像出来るがな。

「こうなったら仕返しに虚ちゃんの日記を――」
「読んだ瞬間消されるな」
「…うん。ソウダネ」

何とも言えない沈黙が場を支配した。



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