暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン限界を司る剣士
時間制限定デュエル

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「それにしても、アタシの攻撃を受けて、まだHPが残ってるなんて、あんた、中々やるねえー」
褒めているのか、挑発しているのか、あるいは両方を彼合わせて言っているかは分からないが俺は少しイラッとする
だが、あの攻撃は厄介だ。武器を使わず、あの威力、それに武器を持た無いと言うことはそれだけ動きが軽いという事だ。こいつは厄介だ。と俺は悩む。
「タクトさん!、頑張って下さい!!」
内野からイナーシャの声が聞こえる。応援してくれている様なのだが、俺的にはとても恥ずかしい。
いや、今は集中せねば!、と心を入れ替えデュエルに集中する。
今、行われているデュエルは時間制限定デュエル、このデュエルは通常のデュエルとはまた別物で普通のデュエルなら先にHPを削った方が勝ちなのだが、このデュエルは時間制&攻撃回数で勝利が決まる。
時間内にどれだけダメージを与えられるか、攻撃がどれだけ合ったたかが勝利の鍵となる。例えを言うならば
もし、このまま、俺と目の前の女の子とデュエルをしたとしよう。そしてデュエルが終わる、そして採点が始まる。
そして、ダメージ量が対戦相手の方が多い、が俺の方が攻撃が当たった回数が多いそこを念入りにジャッジする
デュエル方式だ、要するに相手の方がHPが多かったりしても、こちらの頑張りようでは勝敗が変わる、という事になる。
「まだ、デュエルは終わってない、戦いはこれからだ。」
「あれー、まだヤル気があったの?、もう諦めたのかと思ったのに」
「吠えるなよ、お前の攻略方はもう分かった。」
「へぇー、じゃあ見せて貰おうか、アタシの攻略方をさー!」
今度はあっちから突進して来た。流石は武器を持たず戦っている。その突進は素早い、普通のプレイヤーなら
無理であろう。
そう、普通のプレイヤーなら
「貰ったぁ!」
女の子の拳は当たる。、はずだった。
「き、消えた?」

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