7話 ユニークスキルと新しい剣
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最近、ある話で世界は盛り上がっている
「ねえ、聞いた?」
「聞いた聞いた!ユニークスキルでしょ?」
「茅場さんの持つ<<神聖剣>>だっけ」
「いいよね.....私も欲しい」
僕、兄さん、蒼太さん、里香さんはこの話を聞いていたが里香さんがふと
「ユニークスキルね....和人どう思う?」
「いきなりだな......俺は興味ないよ」
「カズが興味ないだって?こりゃ重症だ!病気だ!」
「おおげさすぎだっつーの....てか俺は重病でもないし病気でもない!」
「確かに兄さんが興味を示さないのは不思議ですね」
「だろ?」
「だって無いものねだりしても意味無いじゃん.....それで手に入るのか?ユニークスキルは」
「手に入らないわね」
「そうだろうな......おっと、俺クエ行かなきゃ」
「いってら」
「また後でな」
◆
「ユニークスキルか.....俺、それらしき物持ってるんだよな.....」
俺は最近<<二刀流>>なるスキルを手に入れた
その名の通り片手剣なら2つ装備しても剣術を使えるようになるらしいのだが
あいにく俺は軽い剣ばかりだし、たとえ重い剣があっても、
<<エリュシデータ>>と同等以上じゃなきゃこのスキルは使えそうに無いとあまり使った事は無い
それでも、いつかは使えるようにすべく軽い剣を2本使って一人で黙々と熟練度を上げている
そして、ようやく熟練度が900になったばかりである
『恨まれないといいですね』
「その前に誰にも言わないから」
『そうなんですか?』
「まるでフウは誰かに伝えたいみたいだな」
『そんなことはありません』
そういうとフウは顔を背けたので図星だったようだ
「絶対に言うなよ」
『分かりました』
俺達は――といっても俺とフウだけだが、クエに行くところだった
そのクエの名は<<うろこを手に入れてください>>
そのまんまだな
内容では、あるドラゴンを倒し<<水晶のうろこ>>を手に入れて欲しいとの事だ
報酬は<<クリスタル・インゴット>>
これで、里香に剣を作ってもらおうかな....
でも言い訳どうしよう.....
いいや、予備の剣で通してしまえ!
◆
俺は里香に剣を作ってもらうため先ほど手に入れたインゴットを手に里香の店にいた
その名も<<リズベット防具店>>
なぜ、リズベット?里香の防具店でよくね?
という疑問は置いといて
「で、剣を作って欲しいと」
「そう、材料はこれな」
「はあ!?<<クリスタル・インゴット>>!?なぜこんな物持ってるのよ!」
「レア物なのか?」
「当たり前よ!手に入れるのにすごく
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