第1部 SAO
15話 つながる思い
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できれば、アスナの手作りがたべたいな......なんてね」
「いいよ」
「マジですか!」
私が答えるなり彼はうれしそうな顔をする
キリト君って食べ物には弱いな.....
「でも、どこでするの?」
「.......」
どうやら、考えていなかったらしい
「じゃあ、私の家でしてあげる」
「え!?」
まあ、当然の反応だよね.....でも
「だって、もう、恋人同士だよ?これくらいいいよね?」
「そ、そうだな......」
すごく動揺してる....もしかして
「彼女いた事無いの?」
「はい」
その言葉には驚いた
だってキリト君.....モテそうなのに
「キリト君.....かっこいいのにな」
「まあ、あっちでは人と壁を作ってたから」
「さっき話してくれた事が......」
「そう、それが原因」
さっき、彼は自分の事について話してくれた
自分の両親の事、タクヤ君との関係などを
私ももちろん自分の事を話した
家の事なんかを
それでも、彼は受け入れてくれた
だから私も彼の事を受け入れた
「でも、この世界で学んだ事もある.....」
「どんなこと?」
「幻想世界でも立派なリアルだという事」
「そっか.....じゃあ、行こうか」
「ああ」
さっきとは違いお互い笑いあいながら歩く
これから、どんな事が起こるのだろう
きっと楽しくて幸せな事なんだろうな
「61層へレッツゴー!」
私は走り出す
「ちょっと!アスナ!?」
彼も走りだす
「早く来ないと置いてくよ!」
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