第1部 SAO
15話 つながる思い
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
「それにしても、よかったね」
「そうだね」
時刻は午後4時
兄さん達が遊びに来てちょうど帰ったところである
今日、晴れてアスナさんの思いが伝わり、二人は付き合う事となった
だが、この事を知られると大変面倒だという事になり、
しばらくはお互いいつも通りに過ごすという事になった
まあ、僕達も似たようなものなので22層に住んでいるわけだが.....
ちなみに、2分程離れたログハウスを買いたいとアスナさんは申しておりました
だけど兄さんは「それは、早過ぎない?」と言った為、アスナさんはしぶしぶ引き下がってました
この二人、アスナさんがツッコミかと思いきや、兄さんがツッコミに回る事があるので、
「仲が良すぎじゃね?つうか、夫婦漫才だろ」とソウさんが言っていたのを思い出し......
「まあ、いきなり結婚とかでもいいと思うんだけどな.....」
「それは.....確かに......」
「ねえ....タクヤ」
「何?」
「そろそろ、私達の事.....皆に知ってもらったほうが.....」
「それは、やめとこうよ......」
「どうして?」
「その.....」
一言で言えばこの後がめんどくさいなのだが、さすがにアイリには言えず......
しかも、アイリは血盟騎士団ではアスナさんに次ぐほどの実力の持ち主で二つ名があるほど
僕はまぐれで貰っただけだしね
確か、アイリファンクラブみたいのがあった気がする......
その人達に恨まれるのは怖い.....
ちなみにアイリの二つ名は<<白の舞姫>>
名前の由来は白を基調とした服を着てるし、時と場合によって槍とレイピアを使い分けてる
レイピアを使うときは舞を踊るように華麗に敵を倒す事から舞姫らしい
僕もアイリのレイピアさばきを見た事があるけど、あれは確かにすごかった
「まあ、タクヤがそういうならいいや」
「ごめんね.....アイリ」
「いいよ。ご飯にしようか」
「うん」
その日のご飯が豪華だったのは間違いなかった
◆
私達は歩いていた
今日は一緒にご飯を食べようと言い出したのは私なのだが
あいにく彼が気に入りそうなお店の心当たりがなかったため、結局は彼に任せていた
とはいえ今日から彼は彼氏なのだ
今日ほど待ち望んだ日は無い
「ねえ.....キリト君」
「何?」
「手.....つないでいい?」
「う、うん」
彼の許可を貰い手を繋ぐ
その手は少し冷たかったがだんだんと暖かくなる
ココは22層で人がほとんどいないため、こういう事ができるが
これが人が多いところだとできなくなる
そのため今日は今のうちにしておきたいと思う
「どこ行くの?」
「
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ