第十七話 風魔の里!伝説の聖剣使い
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
』・・・」
「心の一方?何だいそりゃ?」
「簡潔に言えば気を当てて相手を金縛りにする技よ・・・古の忍びの一族なら使うって言うけど・・・この先行ってみるしかないわね・・・」
一瞬の只ならぬ気配が迷い生むが大河と澪はその道を進み続けた。
それが自分たちにとって更なる出会いであるとはつゆ知らず・・・
一方
「ふ〜ん・・・聖剣ね」
「うん・・・どうしよう・・・あんちゃん」
大滝のある川で釣りをしている青年に先程の少女が大河と澪の事を報告していたが青年は笑って答えた。
「心配すんな小桃・・・そいつらは害はねえよ」
「あんちゃん」
小桃と呼ばれた少女は青年の言葉に安心すると青年によって釣竿を渡された。
「え?あんちゃん?」
「竿たのまぁ・・・ちょっと挨拶してくるよ・・・」
急に引きが来た釣竿を渡された小桃が慌てると青年は大河と澪の元へ向かうのだった。
そして
森を抜けると目の前に広がる景色に驚愕していた。
荒れ果てた里・・・だが確かに人が住んでいた痕跡を残していた。
風が吹き荒れるこの里を推測する澪。
「ここは・・・」
「まさか・・・ここは・・・風魔の里・・・」
「風魔の里?」
「そう・・・伝説の忍びの一族・・・風魔一族が住むと言われる里の噂は聞いたことがある・・・けど実在した何て・・・」
「・・・その通りよ」
大河と澪が振り返ると先程の青年・小次郎の姿が・・・いつの間に背後を取られたのかはわからないが、小次郎の姿に警戒する大河は背中に背負った天秤座の剣に手をかけた。
左腕が完治していない大河は今天秤座の剣に頼るしかない。
だが
「?そいつは・・・聖剣・・・いや違うな・・・聖剣はもう・・・」
「あんたは一体?」
「さぁ・・・誰かなぁ・・・聖闘士さんよぉ・・・」
小次郎が石つぶてを持って大河に襲い掛かると、大河は天秤座の剣を抜刀し小次郎に振り下ろしたが空を切った。
「おいおい・・・そんな大振り当たんねえぞ?」
「!!」
小次郎の身体を捕えたと思った大河だが小次郎に背後を取られてしまった。
大河は再び剣を振り下ろそうとするが小次郎の石つぶてに手の甲を投げつけられ剣を落してしまった。
「おいおい。大丈夫かお前・・・その重たそうなリストバンド外したらどうだ?」
「!?」
小次郎にドラゴンリストとドラゴンアンクルを見破られた事に驚く大河。すると小次郎が天秤座の剣を拾い上げた。
「中途半端に剣なんて振るわない方が良いぜ・・・!!」
小次郎が一閃を放つとその一閃は大河の物と比べ物にならないほどの一閃だった。
あまりの一閃に圧倒される大河。
小
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ