原作前
グレモリー城
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魔方陣を抜けるとそこには言葉では表わせないほど大きなお城があった。
流石のアリサも城の大きさに驚いていた。
銀髪のメイドさんに連れられ城の中に入れられた。
「ドライグ、この冥界に住んでいるということは、このメイドさんも悪魔なんだよな?」
『ああ、そうだ。
それにあのメイドも悪魔の中では強いほうだぞ。魔力量でいえば魔王並だ。』
「なら、何であの魔物に苦戦していたんだろうな?」
『子供たちを守りながら戦っていたから、うまく立ち回れなかったんじゃないのか?』
「そういうことか。」
とドライグと話をしていると
「旦那様と我が主がいらっしゃるまで少々お待ちを。」
とメイドさんが話しかけてきた。
とりあえず、返事をしておくか。
「はい。」
この城の主人と銀髪メイドさんの主はどうやら別のようだな。
この城の主人と銀髪メイドさんの主が来るまでアリサとしゃべりながら時間を潰した。
〜数分後〜
紅の髪をしたイケメンの人が二人来た。
二人ともあのメイドさんと一緒にいた紅い女の子にそっくりだな。親子かな。
「君が我が娘とその友人を救ってくれたという人間かね?」
「はい、そうですけど。」
「今から私たちは昼食を摂るのだが、君たちも食事を共に摂らないかい。」
「食事か・・・
アリサ、どうする?俺たちもまだ昼飯食べてないし、食事をもらう?」
「そうね。いただきましょうか。」
「ん。わかった」
アリサも意外に乗り気だったようだ
「はい、ではよろしくお願いします。」
その後、亜麻色の髪の女性も来て、多くの料理が運ばれ食事を摂った。
☆★☆★☆★☆★
〜食事終了後〜
と食べ終わると空気が変わった。
「君は何者かね?」
なんと言えばいいんだ?うーん、困ったな〜
『赤龍帝と言えばいいんじゃないか?』
「それもそうだな。」
「人間で俺の名は兵藤一誠、9歳で一応赤龍帝です。」
「「兵藤一誠君で赤龍帝ぇぇぇぇ」」
「どうしたんだ?」
『相棒があっさりと赤龍帝だというから驚いたんじゃないか?』
そういうものなのか?よくわからないな?
次にアリサが自己紹介をし始めた。
「私は兵藤アリサです。」
アリサは名前しか言わないのか?まー、アリサの場合はそれがいいだろうしな。
ちなみにイケメンさんは魔王さんで名前はサーゼクス・ルシファーといい、銀髪メイドさんはグレイフィア・ルキフグスというらしい。
悪魔は、天使と堕天使との戦争で数が減ったから転生させて悪魔を増やしているそうな。
悪魔にならないか?と誘われたが丁寧にお断りをした。
あと、魔
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