十一章 幕間劇
歓迎会×神の鉄槌
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いる。
「先程連絡した通り、我達は帰還した。が、何だその目は」
「それは何よりです」
ふむ。口調が冷たいような。
「ただいま帰りましたわ!」
そんな微妙な空気の中。我の腕の中にいるのはお姫様抱っこをしている梅だった。しかも降ろそうとしても降ろすなとの事。あとニコニコと微笑んでいるけどね。
「一応確認しますが、何をしているのですか?」
出る直前は我の事を毛嫌いしていたのに、帰ってきたらこうなっていた。誰でも驚くさ、あんなに嫌ってたのに。
「ただいまなのー!」
ちなみに我の横にいた鞠はニコニコ笑っていたけど、いつものようだから気にしていなかった詩乃達。
「何と言うか説明必要か?主ら」
「あれは・・・・まあ・・・・」
「自分も現場に居合わせたのですが、余りにも神々的な光景を見たので何も言えません」
そして後ろにいた、エーリカと小波は説明しづらい。
「一応ご説明されてもよろしいですか?一真様いえ創造神様」
「うむ。説明するとだな、我達が行こうとしたら梅一人で、突撃して行ってしまったのだ。鬼の群れに突っ込んで、それを我が必死に追いかけて助けた後、鬼を駆逐後こうなったのだ。理解できたかな?」
「はい。ご理解できます」
「という事で、梅よ。そろそろ降りてくれないか。着いたのでな」
やっと降りてくれた梅。で、小波からの報告で神を見たというから我かと思ったが違うと申した。そしたら誰なのです?質問来たから、疲労はしているが、まだいけるので神召喚をした。
「こ、これは・・・・!」
「男神は天守教に祀られている神、デウスだ。で、我の周りにいる女神達は、帝釈天と四天王である多聞天・持国天・広目天・増長天だ」
といったら召喚された神仏達は、一礼した。そしたら、ひよ達はパニックで頭を上げてくださいとか言ってたけど。すぐに神界に戻したけどね。
「本物の神様に出会える何て今日は物凄く幸せです」
「我も神だぞ?それも全てを創ったといわれる神なんだが」
「あははっ!忘れてました。お頭も神である事を」
「私はハニーにお救いされました。この事に感謝致しますわ」
「は・・・・はに・・・・?」
「南蛮の言葉で、愛しの君という意味ですわ!」
「愛しの・・・・そう何ですか?エーリカさんに創造神様」
「ええ、まあ・・・・」
「愛しい人への呼びかけでもある」
「鞠にとってもハニーなの!一真!」
「鞠よ。この姿ではその名で呼ぶな」
「じゃあ何て呼んだらいいの?」
「創造神様か黒鐵様と呼んでくれ」
「じゃあ、創造神様と呼ぶの!」
「ところで、鬼はどうでした?」
「とりあえず我が聖なる光と炎と剣で滅
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