十一章 幕間劇
様々な神×久遠と月見
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た」
そしてしばらく無言になるが、俺はそのまま月を見ていた。見ていたら突然好きだと言ってきた。俺も好きだと返したあと、そのままキスをした。
「ん、一真・・・・好きぃ・・・・・ん、ちゅ・・・・・」
キスをした後に、俺は久遠に寂しかったら一真隊の所に来てもいいんだぞと言った。そしたら他の者が遠慮をするのではとな。だが、今は久遠と結菜が恋人であって他のはあくまで上司と部下の関係だけ。
「梅もいよう。それに他の隊への示しも付かん」
そういえばそうだったな。梅は久遠の事を尊敬している。だからひよ達ならともかく一緒に食事となったら、どれだけ大騒ぎになるかもな。俺個人はいいとしても、一真隊全体を久遠に贔屓してるように見えるかもしれない。
「だったら俺を呼べばいい」
「一真をか・・・・」
「嫌かい?」
俺はこの世界なら久遠の彼氏になる。本来は夫だが、正室は奏で側室は桃香や吉音や箒達。愛妾は今の所、久遠と結菜だけ。形式上は愛妾だが、俺は妻として接しているがな。
「だが、京に行けば一人での食事も減るだろうさ」
「まあそうなんだけどな。だったら今だけはこうしておこう」
と言って抱き合った。たぶんだけど、泣こうとして我慢でもしてるんじゃないかなと。
「久遠、ここには誰もいないぞ。泣きたいのであれば泣けばいい」
「かずまぁ」
とか言いながらも泣き出した。いっぱい泣いてから空間から蒸しタオルを出した。久遠はそれで顔を拭き、目を閉じろと言った後に涙の痕跡を消した。しばらく一緒にいた後にたくさん甘えた久遠を陣地に行かせてから俺は一真隊のとこに戻った。
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