十一章
任務完了×また新たな仲間
[8/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
介しますね。私の名前は木下藤吉郎秀吉、通称はひよ子です。皆からはひよって呼ばれています!」
「じゃあ次は私。蜂須賀小六正勝、通称は転子。ころって呼んでください」
「ひよは主に小荷駄の管理と弓組の指揮。ころは主に長柄組を率いてもらっている」
「ふむふむ。ひよさんにころさん、ですわね。しかと覚えましたわ」
「じゃあ次は詩乃な」
「はい。竹中半兵衛重治。通称は詩乃。美濃菩薩山城城主にして、一真隊では軍略を担当しております。以後お見知りおきを」
「竹中というと、美濃の今孔明殿っ!?あの稲葉山城を寡勢にて乗っ取ったという・・・・っ!?」
「今孔明という名乗りを自らした事はありません。我が名は竹中半兵衛重治。それ以上でも、それ以下でもございませんよ」
「何と・・・・それ程の賢人が、なぜこーんな怪しい男の下に・・・・」
「怪しいとは失礼だな。まあ今は本来の姿を見せる訳にはいかないから、次は小波」
「お側に」
「きゃーーーーーーーっ!?な、何ですのあなたなんですのっ!?」
「服部半蔵正成。通称小波。松平家中より織田家中、一真様の下に出向し、お仕えしております」
「松平?松平といえば三河の?」
「はっ」
「なるほど。久遠様の幼馴染で在らせられる松平家も、この男に力を貸しているという訳ですか。・・・・何だか納得いきませんわ」
「事実何だから納得しろ。あと俺に対する毒気も抜いてほしいんだが」
「却下ですわ。それよりこちらの方はどなたですの?戦場に立つにはまだ幼いような気がしますけれど?一真隊とやらは、こんな童を動員しなければならない程、人材不足なのかしら?やはり頭が頭だから、人が集まらないんですわね。おーっほっほっほっ!」
「そんな態度取ってると後悔するぞ、鞠、自己紹介しな」
小馬鹿にしている梅の目の前で、鞠がニコニコと名乗りを上げた。
「はーい!鞠は今川治部大輔氏真!通称は鞠っていうの!今はね、一真の部下をしているんだよ♪」
「じぶの!だゆう!さま!ですってーーっ!?」
「だから後悔するぞ、と言ったんだぞ。なあ皆?」
と言ったら、皆頷いた。
「い、い、今川治部大輔様と言えば、東海一の弓取りで在らせられた先代・今川義元公のご息女ではありませんのっ!?そ、そのような高位な御方が、なぜこんな怪しい男の下にっ!?」
「ぶーっ。梅ちゃん、一真の事悪く言っちゃダメなの。一真はね、凄く強くて、凄く優しくて、凄く凄くカッコイイ人なの!」
「えー・・・・・」
「ははは、ありがとな、鞠」
「うんなの♪」
「さて、以上が一真隊のメンツだよ、で」
「で、何ですの?」
「君もちゃんと自己紹介してくれるかな?」
「ふ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ