十一章
任務完了×また新たな仲間
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見た梅は、睨みつけてられてたけど、そんなの全然怖くない。
「久遠が言うのなら、一真隊で面倒を見る。桜花達、いい加減殺気を閉じろ」
「うむ。しっかりと慣らせ」
「で、これからどうするの?」
「壬月達の到着を待つ。恐らく数日はかかるだろうが、その後、京に入るつもりだ」
「分かった。俺達が先に京に行って内部を探る事も可能だが?」
「いや、麦穂達に任せておけばよい。一真も休め」
「そうか。ならそうさせてもらおうか」
しっかりと休む必要もある。今回も降下したり頸落としたり、手榴弾で爆死を目の前で見た。
「それじゃ久遠、お疲れ様」
「あ、そのありがとうな」
「ん?俺はいつも通りしただけだ。君主に頭を下げられる程の事をしてはいない。今はこれだけだが」
と言って、皆の目の前で抱き合った。そして久遠の背中をポンポンと撫でるようにしてたけど。
「また来る。今は皆の目の前だから、これぐらいしか出来ない。あとでたっぷりと俺に甘えるがいい」
一度久遠に別れを告げてから、桜花達はIS展開させてトレミーに戻って行った。梅が、空を飛んでいる所を見たので固まっていたけど。まあいいとして、俺達は駐屯割り当てられた場所に向かう。
「お頭は何でも御見通し何ですね」
「鈍感よりマシさ。それに分かってないと、結婚などしておらん」
「さすが一真様です。久遠様のお心を察して私達の目の前であんな事を出来るのですから。あと何か耳打ちをしておりましたが?」
「耳打ちに関しては秘密だ。それより、身内だけで盛り上がるのは野暮な事だ。これから梅に自己紹介をさせたい。まずは一真隊以外の紹介だ。こちら明智衆を率いるルイス・エーリカ・フロイス。日の本の名前は明智十兵衛と言う」
「よしなに」
「ルイス・エーリカ・フロイス・・・・もしや天守教の司祭様のルイス・フロイス様っ!?」
「はい。僭越ながら、神の道を布教しております。最も、今は久遠様に招かれ、織田家中にて、武士として御奉公する身ではありますが・・・・」
「そうだったんですのね。私も天守教を信奉しておりますの。洗礼名はレオと申しますわ」
「あら。武士にも奉教人がいらっしゃるのですね。共にデウス様の教えを広めていきましょう」
「はい!よろしくお願い致しますわ!」
天守教同士なのか、すぐに打ち解けあった。ここにもデウスの事を知ってる者がいたとは。というか装飾品に十字架があるな。
「エーリカ、葵達は?」
「ただいま城内を探索して下さっております。残党はいないと思いますが、念のためにとの事です」
「そうか。まあ葵達は後にしよう。次は俺達の部隊である一真隊の仲間を紹介する。皆紹介しろ」
「それじゃ、私から自己紹
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