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『ポケスペの世界へ』
第二十話
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じいろのはね」と、「ぎんいろのはね」だ。これらを紡ぎ捕獲網とする。そう、それこそが……フフフ。時間(とき)のはざまに入り込む唯一無二の方法だッ!!フ…フフ。ウワハハハハハッ!!』

「ふざけんなッ!!」

 マスク・オブ・アイスが笑っている時、ゴールドが叫んだ。

「だったら何か? こいつらはそのために……そ のため『だけ』に捕まえられたってのか? てめぇは自分が欲しいボールを作りたい『だけ』 にルギアとホウオウを捕まえたってのか? ふざけんなよッ!! 全部道具かよッ!? 全部材料かよッ!?ポケモンリーグも、ガンテツ師匠も、修業させたシルバー達も、いやロケット団残党さえもッ!! てめぇにとってはただの道具なのかよッ!! どうなんだッ!?」

『……………』

 ゴールドの言葉にマスク・オブ・アイスは何も言わない。

「でもよ……違うよな? 例え他なもんはそうでもポケモンだけは違うよな? てめぇも一度でもポケモンと触れ合った人間なら言えねぇはずだぜ。ポケモンが「ただの道具だ」なんてぜってーに言えねぇはずだ。てめぇにとってポケモンってなんだッ!? てめぇの言葉で答えてみろッ!! ハッキリその口で答えやがれェェェッ!!!」

『道具だ』

 マスク・オブ・アイスはそう答えた。

「ざけんなァァァーーーッ!!」

『ふんぬッ!!』

「しゃがめクリスッ!! ハルナさんッ!!」

「きゃッ!!」

「ゴールド君ッ!!」

ブワァッ!!

 ゴールドは二人をしゃがますと同時に炎のリングがゴールドを絞めつけた。

「ぐあッ!!」

「ゴールドォォッ!!」

『……必要な物は全て揃った。お前達にもう用はない』

 マスク・オブ・アイスはデリバードに乗って空を飛んだ。








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