十一章
朝食×登城
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
「だな。どれだけ厳しい規律や法律があったとしても、自分は反しないって思うなら、平気だな」
「うん!」
「事実、織田領は、夜、戸を開けて寝ていても、野盗が来ないと言われる程、治安抜群ですからね」
安全ならそれでよし。こちらも規律を乱した輩は、減給するなり牢屋に入れたりとかだけど、我が隊は規律通り。現代人が盗みを働いただけで、死罪は厳しいと思うがここにとっては、それが当たり前何だろう。この世界には、人種が大きく二つに分かれている。現代で言うなら、アメリカは銃とかは普通に持っているが、日本だと持ち歩いてはいけない事。特に現代日本は、銃砲刀剣類所持等取締法で略称が銃刀法違反と言う。
「そういえば一真様、評定っていつぐらいから開くんでしょうか?」
「さあな?俺達が散歩してた後にでもやるんじゃねえの」
「そうですか。いよいよなんですね・・・・」
まあなと言いながらも、歩きながらそう言う。六角氏の抵抗はどんなものなのかとか、三好・松永の勢力とか。越前の鬼はどうなっているとかな。
「織田衆、松平衆揃っての大評定になるからな、もう準備はいつでも出来てるけど」
「一真隊からは誰が出ます?」
「俺ところ、それに詩乃と考えている。あと黒鮫隊代表として副長劉零と誠と沙紀が出るそうだ。鞠はひよと一緒に長屋にて待機」
「分かったの!」
と言ったら早馬が来たな。そういえば前にもこんな感じなのが、あったな。
「早馬が来たという事は、何かあったらしいな。鞠とひよは長屋に戻っていてな?俺ところと詩乃で登城する。あと劉零達も呼ばないとな、ちょっと待ってな」
俺はケータイを取り出して、劉零に電話をかけた。出たら、トレミーが早馬を発見したとの事で、もう既に準備完了の事。切った後に、空間から劉零と誠と沙紀が出てきた。登城するメンツが揃ったので、俺達は稲葉山城に登城した。
「おーい、一真!」
「おはよーございます」
「おっはよーですよー♪」
「おー。三若ー」
「誰が三バカだっ!」
「言ってないだろう、三若って言ったの。それにしても三人一緒で、いつも仲良しだな」
「まぁ、ボクら、昔なじみだかんなー」
「雛は途中で転入って感じだけどね〜」
「出世も同じくらいの早さだし、いつもどこかで競ってるもんねー」
「幼馴染みたいなもんか」
そんな感じとか言ってたら久遠が寂しがっていたと。別にそんな感じではなかった感じはするが、とりあえず謝っておいたとな。
「経験豊富な俺や森親子がいた方がいいだろう。森一家の扱いも何となくだが理解した気がする」
「それは凄い」
「うわー、それって凄い経験ですよ」
「あいつら、何考えてんのか分からないから、ボク
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ