十章 幕間劇
蹴鞠=リフティング×お買いもの
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「一真様。鞠ちゃん、蹴鞠がすっごく上手なんですよ」
「ふむ」
「ねえねえ、次は一真も一緒にやるの!今度は詩乃も」
「身体を動かすのはあまり得意ではないのですが・・・・」
「まあ、そっちはそっちでやってて。こっちはこっちのボールでやってるから」
と言って、空間からサッカーボールを取り出す。トレミーには、体育館があってバスケやバトミントンやテニスをやっている者もいる。取り出してから、サッカーボールで一人リフティングしてたけどね。
「わー。凄いの!一真!」
「うわぁ、凄い!あの蹴鞠見た事ないけど、あれもなのかな?」
「ひたすら蹴り続けてる。こんなの初めてだよー。あ、背中で受け止めた!」
「一真!それ、鞠もやりたいのー!」
「これ?蹴鞠より大きくてよく跳ねるよこれ」
と言って、リフティングをやめてからボールを手で思いっきり地面に当てたら凄く跳ねた。蹴鞠は固いから跳ねないと思うけど、これは中に空気が入っているからな。で、試に鞠が蹴り上げた上手くできてたけど少し加減入れないとどっかに行ってしまう。
「おー、うまいな。初めてのボールなのに」
「ぼーるっていうんですか?一真様」
「サッカーボールという。まあお前達で言うなら蹴鞠用のボールみたいなもんだ」
「へぇーそう何ですか。でもよく跳ねますねこれ?」
そりゃ中に空気が入っているからな。で、鞠にルールを聞いてみたら、本当は細かいのがあるけど落としたらダメだそうだ。
「楽しくやるのが一番なの!」
「まあそうか、皆。このボールでやるなら少し練習した方がいいぞ?蹴鞠のより跳ねやすいから」
と言ってから、ひよ達は少し練習した。鞠とひよところとついでに詩乃も。加減が分かったらしいので、俺もやる事になった。
「という事で、鞠から行くのー!えーい。一真!」
「はいはいっと」
俺は胸でキャッチしてから足で少しリフティングしてから蹴り上げた。皆が返しやすい高さにして、無論加減をつけてな。もしも、どこかに行くようだったら念力でやればいいし。
「一真様!上手!」
「次は詩乃だぞー」
「は、はい。ええっと・・・・」
「詩乃、そこで足を出すの!」
「こ、こうですか・・・・えいっ!」
と言って蹴り上げた詩乃。
「良い感じなの!ひよ」
「はーい!ころちゃん!」
「ひよも上手いな」
「えへへ、一真様よりかはマシですけど蹴鞠は久遠様達がしてるのを、時々見てたので」
久遠もやるのか。
「・・・・よっと。次は鞠ちゃーん!」
「一真!」
「おっと、詩乃」
「はい。えいっ!」
と蹴り上げたのが少し高かったが、余裕で蹴り返した鞠。蹴鞠のも
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