暁 〜小説投稿サイト〜
戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
十章 幕間劇
鍋料理×俺の妻たち
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と詩乃はどう思っているの?」

「あいつらか。俺にとっては良い部下だと思っているが、もしかして恋人になるのかどうか考えているの?」

「まあそうなのだけど、実際増やしたいの?」

「あいつらが俺となりたいのなら喜んでそうするが、それにさっきも言ったと思うが俺には数十人の妻がいる事をお忘れなく」

「そうだったわね。でもこの世の習いとしては、名の通った武人が愛妾を多く持つのは普通だから。ひよ達が望んだらどうする?」

ふむ。そうなっていくと、望まれたら受け止めるのが筋だ。どこかの鈍感主人公よりはマシだがな。

「まあ、望まれたらもちろん受け止めるさ。それに初めてはもうシたろうに」

「ばっ!馬鹿者!ここで言う奴があるか」

「あの時は可愛かったもんな、結菜」

「ええ、可愛かったわよね。二人でするのもよかったけど」

そうそう、あの時は可愛かったよな。乙女の顔だったし、一緒に寝た時は女になったからな。

「あ、そうそう。今日は泊まっていくわよね。一真が真ん中で」

「無論だ。真ん中で寝させてもらうよ」

「待て。どうして今日は小谷の仕来りで寝る事になっているのだ?」

「え?」

「は?」

「真顔で返すな!」

「じゃあ、俺が真ん中でいいよな?結菜」

「ええ。私が右で、久遠が・・・・」

とまあこんな感じで続いたけど、慌てる久遠も可愛い。恥ずかしがっているけど、上洛の後では、今度はいつ一緒に寝られるか分からない。

「だったら、決を採りましょう。小谷でいい人」

と言ったら、俺と結菜が手を挙げた。なので、決定という事となった。じゃあ久遠は何処で寝たいか決めろと言ったら小さい声で、俺が真ん中という事になった。
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